塩郷の吊橋とは?
静岡県榛原郡川根本町にある、1932年11月に造られた、全長220.4mで高さ10.4mの木造人道橋の吊り橋。
正式には「久野脇橋」といい、また旧中川根町の町制40周年を記念して2002年に「恋金橋」という愛称も付けられたが、現在では「塩郷の吊橋」として広く知られており、正式名称や愛称を知る人の方が少ない。
大井川に架かる吊り橋としては一番長い吊り橋で、橋の下を県道77号や大井川鐵道が走る人気の観光スポット。
以前より、SLが橋の下を通り抜ける時間帯には、写真愛好家や鉄道ファンがその瞬間を写真に収めようと足を運んでいたが、2014年に「きかんしゃトーマス」に登場する列車が走るようになってからは、吊り橋の上からトーマスを眺めようと、さらに多くの見物客が押し寄せるようになった。
吊り橋としての高さが無いのが逆に、足元スレスレを列車が通過するスリル感につながっており、SNSを中心に話題となっている。
また塩郷の吊橋を含め、ぐるりと景色を眺めながら周遊できる、ウォーキングの『水と緑の自然郷コース』も整備されている。
塩郷の吊橋の見所
塩郷の吊橋
このつり橋が夢の吊橋と双璧を成し、ここまで人気になるとは…という感じだが、大井川に架かる最長のつり橋で、そのロケーションや足元を車やSLが走り抜けるスリル感も楽しめ、確かに光るモノは昔からあった。
塩郷の吊橋への遊歩道
左上の写真が、塩郷駅前の県道だ。ここから歩いて一度橋の下を通過し、左下の写真の薬師堂公園入口を右に入って180度折れると、後は真っ直ぐに塩郷の吊橋へと遊歩道が続いている。
夕日に染まる塩郷の吊橋
夕暮れ時に、県道を歩いて橋の下を通過すると、このような美しい光景に出逢える。奥大井の旅を一日満喫した帰り際に、塩郷の吊橋に立ち寄ってみるのもおすすめだ!
久野脇橋・恋金橋・塩郷の吊橋
私が初めて訪れた頃は、まだ愛称も無く、橋の名を気にする人もいなかった。もちろんほとんどがスルーで、立ち寄る人はまずいなかった。その後、久野脇橋として紹介されていたが、今は塩郷の吊橋が一般的だ。
きかんしゃトーマスも通過!
SLももちろんなのだが、やはり人気なのはトーマスやジェームスが通過する時だ。多くの人がこのタイミングを楽しみに、塩郷の吊橋を訪れる。本当にトーマスが走り出してからは、沿線の景色が一変した感じだ。
スレスレ感が堪らない!
上からはもちろんのこと、横から眺めてもそのスレスレ感が堪らない。橋上の人は、ただでさえ吊り橋の揺れでワクワクドキドキしているので、ダブルで楽しめて最高だね!一応つり橋の制限人数は、10名程度となっているが…
橋の上からトーマスを見よう!
単なるSLも人気だが、やっぱりトーマス・ジェームスが通過する時が一番! 通過時刻を調べてから行こう!
つり橋の制限人数に注意!
一応制限人数が10名程度となっているので、祝祭日など大勢渡っている時には注意しよう!
塩郷の吊橋は、正式名称でも愛称でも無いんだよ!
今は塩郷の吊橋と呼ばれているけど、正式には久野脇橋で、愛称は恋金橋!
塩郷の吊橋 編