駿河三十三観音霊場

駿河三十三観音

１アプローチが絵になるお寺を楽しもう！

霊山寺や徳願寺の石段や増善寺の石畳、法明寺や耕雲寺の真っ直ぐな参道など面白いよ！

２個性豊かなお堂の造りにも注目！

趣のある智満寺･元萬福寺･赤野観音堂、変わった造りの満願寺･長谷寺･瑞雲院に注目！

３眼下に広がる眺望も素晴らしいぞ！

智満寺や鉄舟寺も良いが、最高なのは霊山寺・徳願寺・番外東光寺へ続く石仏の道だ！

結願を急ぎ、ただ御朱印をもらうのが目的になっていたり、着いたら読経や真言を唱えお参り、また着いたら読経や真言を唱えお参りの繰り返しになっていませんか？

純粋に巡礼という意味ではそれで良いかも知れません・・・。でも、それではもったいない！ ましてや霊場となっている離れた観音堂や無住のお寺には足を運ばずに、受付場所で御朱印だけもらうなんてのは本末転倒！

「駿河三十三観音霊場（Suruga 33 Kannon Pilgrimage）」には、徳川家康公や今川家ゆかりの古刹もあれば、昔話の舞台となったお寺や花見や祭りの舞台となるお寺、それも海沿いから山の上まで実にバラエティーに富んだ札所が揃っています。

特にアプローチが楽しめるお寺が多く、中には四国八十八箇所のようなロケーションのお寺もあり、キツい石段でも歩いていて飽きない魅力がそこにあります。

観音さまを拝しながら読経やお参りをすることはもちろん大切ですが、霊場へのアプローチ・伽藍建築・眼下の眺望を中心に、境内に咲く季節の花や石仏・石碑・燈籠などにも目を向けると、もっともっと魅力的な札所巡りが楽しめますよ！

一日に何ヶ所も廻って早く結願したい気持ちもわかりますが、ここは一ヶ所一ヶ所ゆっくりと時間をかけ、心を研ぎ澄ましながら「駿河一国三十三観音」巡りを楽しんでみて下さい。特に駿河三十三観音霊場のルーツとも言える 駿河七観音 は時間をかけて！