季譜の里(湯郷温泉)

湯郷温泉 湯郷温泉でイチオシの温泉宿
季譜の里
 ●JTB 限定プラン ●じゃらん ●一休.com 特選プラン

 湯郷温泉と言うと、ワールドカップ以来「なでしこジャパン」ですっかり知られる温泉地となったが、まだそんな言葉が無かった頃、澤選手が渡米する前の読売時代の頃だろうか、GTレースを見に行く度に、毎年のようにこの地を訪ねたものだ。

 この「季譜の里」との出逢いは、実ははじめて湯郷温泉に泊まった時に、その宿の仲居さんに勧められ宿の名を知ったことからだった。変な話だが、ちっぽけな宿に泊まったわけではない。ここでもランクインしている湯郷温泉を代表する宿のひとつだが、その仲居さんに「来年も来られるなら、是非一度、季譜の里に泊まってみて下さい!」と言われた。その時は何気ない会話のやり取りの中でのことで、特別気にもしていなかったが、翌年この「季譜の里」という宿が、同業者の間でも一目置かれ敬愛を受けている素晴らしい宿であることを、まざまざと思い知った。

 日本らしさとは何か? 日本の温泉宿の趣ってなんだ? そんな答えがすべてこの宿にはあるように思える。それは、草木の眺めが楽しめる畳敷きのロビーから続く、和の空間すべてを結ぶこの宿の畳廊下を進んでいけば、自ずと見えてくる気がする。和室であれベッドルームであれ、すべてが畳敷きというお部屋には、ほんわりと木の香が漂い、それぞれに趣向が凝らされたお食事処も、もちろんすべて畳敷きで、くつろいだ空間で食事がいただける。

 また、四季折々の眺めが楽しめ、開放感いっぱいの石畳の露天風呂「白梅・紅梅の湯」では、湯郷の四季が折に触れ降ってくるかのような和みのひとときが味わえ、この宿の「和」を意識した仕掛けの素晴らしさに改めて感心する。

 こうして文章を書いていると、最近はレース観戦も近場だけとなってきたが、来年あたり、久しぶりにこの「季譜の里」に泊まるべく、また岡山へ足を運んでみたくなってきた・・・