鳴子ホテル(鳴子温泉)

鳴子温泉 鳴子温泉でイチオシの温泉宿
鳴子ホテル
 ●JTB 限定プラン ●じゃらん ●一休.com 特選プラン

 名湯として名高い鳴子温泉郷には、数多くの人気の温泉旅館がひしめき、旅番組にもいろんな宿が紹介されているが、正真正銘、本物の鳴子の湯が楽しめる温泉宿となっているのが、創業130余年の、湯治文化を今に伝える鳴子温泉郷を代表する老舗の温泉宿である、ここ「鳴子ホテル」だ。

 3本もの自家源泉を持ち、地中深くから自然の力で吹き上がる自噴泉から湧く含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉は新鮮そのもので、5名もの湯守が24時間体制で湯を管理している。専属の湯守がいない旅館も数多くある中、5名もの湯守がいることだけでも、この宿の湯に対する本気さが伝わってくるものだが、凄いのは、この湯守たちによりもたらされるそのお湯が、加水加温なしの100%源泉掛け流しの最高の状態で湯舟へと注がれていることだ。

 このお湯を心ゆくまで楽しめるのだから、これを贅沢と言わずして何を言うという感じで、まさに鳴子温泉!という感じで湯を満喫できる。さらに美肌効果も抜群なので、女性には特別に嬉しい湯でもある。美肌効果と書くと、なんとなく女性向けの言葉に聞こえてしまう湯だが、確かに女性の方が喜ぶのは間違いないが、入っていて気持ちよく肌になじむ湯だという点においては、男性であっても同じである。とにかくトロトロで、異次元の湯の感触だ。

 また季節を変えこの宿を訪れると、季節による外気や湿度の違いにより、透明・緑色透明・乳白色・鶯色などに微妙に変化した彩り豊かな湯が楽しめる。変化すると言っても、湯の状態が悪くなるわけではなく、先程紹介した湯守たちが、季節ごとに長年の経験により絶妙に管理調整した湯を提供してくれる。湯がすべてではないが、「鳴子ホテル」の上質な時間は、ここに極まる気がする。

 雑誌やテレビで人気の琢瑛が「うなぎ湯」で勝負するなら、この「鳴子ホテル」は温泉の命とも言える「鮮度」で勝負している宿である。どちらも甲乙つけがたい魅力ある温泉宿だが、わたしは初めて鳴子温泉を訪れるのならば、「鳴子ホテル」をおすすめする。まずは本物のど真ん中の湯を楽しんでほしいと思うからである。

 一見地味な感じがする「鳴子ホテル」だが、この宿が選ぶに値する宿であることは、そのお湯に浸かればわかると思う。鳴子温泉の湯の魅力を100%感じられるはずだ。