| 奥大井観光ガイド 『夢の吊橋』 | ||||||||||
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| 夢の吊橋(川根本町) | ||||||||||
| ★『夢の吊橋』をご覧になるにあたって | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「21世紀に残したい日本の自然100選」や、「新日本観光地100選」にも選ばれている、大井川水系の上流、「朝日岳」と「前黒法師岳」(まえくろほうしだけ)を望む、南アルプスの麓に位置する静岡の観光名所「寸又峡」(すまたきょう)に、ひとつの有名な橋があります。 「夢の吊橋」は、寸又峡を流れる「寸又川」を堰き止め造られた、「大間ダム」に架かるつり橋で、全長90m、高さ8mの鉄線のつり橋となっています。 寸又峡周辺には、いくつかつり橋があり、また下流の大井川には、長さが220mの「塩郷の吊橋」とか「久野脇橋」と呼ばれる「恋金橋」という、「夢の吊橋」と形状の似たとても長いつり橋があるのですが、数値的には大したことのないこの「夢の吊橋」が、人気の観光スポットとなっているところには、それなりの訳があります。 この「夢の吊橋」への遊歩道の入口には、「美人づくりの湯」として知られる「寸又峡温泉」があります。 この遊歩道は、「寸又峡プロムナードコース」と呼ばれ、この他「グリーンシャワーロード」、「外森山ハイキングコース」という3つのハイキングコースが、この寸又峡にはあります。 新緑の季節や秋の紅葉と、四季折々の自然が楽しめ、それぞれ大人から子供まで、気分をリフレッシュするには最高のハイキングコースとなっています。 コースにより、また楽しみ方によっても異なりますが、だいたいどのコースも1時間半〜2時間もあれば、ゆっくりと満喫することができます。 とは言え、揺れがダメな方はどんなつり橋でもダメでしょうから、手前までで諦めるか、どうしても対岸へ行きたい方は、グルリと「飛龍橋」の方を迂回してください。 橋に設置された看板には、定員は10名! 11名以上は危険!と書かれていますので、くれぐれも集団で一度に乗ったり、ふざけてとび跳ねたり大きく揺らしたり・・・などの行為は慎みましょう。 ちなみに一部の書籍には、定員5名とも記述されていますよ・・・ そんな「夢の吊橋」ですが、シーズンオフや平日など、訪れる方が少ない時は大丈夫なのですが、通常は一方通行となっています。 特に、ハイキング日和の連休や秋の紅葉の時期などには、前述のとおり人数規制により、この「夢の吊橋」の手前で行列ができたりします。 くれぐれも一方通行ということをお忘れのないように、一歩踏み出したら最後まで渡りきってください。 足もとに伸びる2本の板は幅が狭いので、後ろの人が横に避けて追い越すとなると、透き透きの桟の上に足をかけることとなり、こうなると怖い方も多いかと思いますので、大渋滞の原因をつくらないように気を付けてください。 ちなみにわたしは、大概朝一番でこの「夢の吊橋」に行っているので、通行規制にあった経験は一度もありませんが、団体客が訪れるハイシーズンの休日は、かなりの混み合いをみせるようです。 朝一番の「夢の吊橋」は、ほとんど人影もなく、静寂の中に時折小鳥の鳴き声などが聞こえ、つり橋の途中で止まってゆっくり周囲の美しい景観を楽しんだり、橋を行ったり来たりすることも出来ます。 どこもそうですが、団体客に紛れての観光は、ただその場に行ったという印象だけになりがちで、自分たちのペースでゆっくり楽しむことも難しくなりますので、是非とも朝一番で、この「夢の吊橋」を訪れることをおススメします。 橋をむやみに揺らされたり、お尻を突かれながらの階段道では、良い思い出にはなりませんからね。 この「夢の吊橋」が架かる大間ダムのエメラルドグリーンやコバルトブルーに染まる湖面は、実に美しいもので、裏磐梯の「五色沼」を彷彿させます。 一説には、足がすくんだ恐怖体験から、夜中夢にまでみるとも言われていますが・・・。 それはさておき、この大間ダムのような美しい湖面を演出するものとして、よく光の波長の話とチンダル現象があげられます。 この光の波長とチンダル現象については、遊歩道にある説明看板にも、これらの説明が詳しくされています。 わたしは光の波長については、夕陽が赤いわけ・・・などとともに、色彩検定の学習テキストで学んだような気がしますが、チンダル現象については、この「夢の吊橋」を訪れた際に初めて耳にしました。 何だそれ?とお思いの方は、是非とも、「夢の吊橋」の下に広がるエメラルドグリーンの湖面、そして説明看板にて、現場・現物・現実にてお確かめください。 くれぐれも説明看板を見落とさないように! そんな「夢の吊橋」を渡りきると、すぐに「木こり橋」という、一見橋と気付かないような周囲に埋もれた感のある橋があり、その後「尾崎坂展望台」へ向けて、304段の階段道が続いています。 前述のとおり、「夢の吊橋」は基本的には一方通行ですので、つり橋が平気だった方でも、この階段道でやられてしまう方がいらっしゃるかもしれません。 また、つり橋が苦手で、やっとこさ渡りきりホッ!としていた人にとっては、二十苦となりそうです。 途中に、「やれやれどころ」という、ユニークな名がついた休憩所がありますので、そこで寸又峡の自然を眺めながら一服し、再度上りきってみてください。 ちなみに、この遊歩道にある階段道には、「くろう坂」「えっちら階段」という、名がつけられています。 この「夢の吊橋」周辺には、特別これぞという見どころがあるわけではありません。 是非とも四季を変え時間帯を変え、この「夢の吊橋」を訪れて頂きたいものです。 ゆっくりハイキングを楽しんだ後には、帰リ道に、「山菜そば」や「とろろそば」、さらには「抹茶ソフト」に「川根茶」など、山間の町ならではの味覚が楽しめます。 あなたも恋のおまじないに、そして楽しい夢の続きを見に、この寸又峡「夢の吊橋」へ訪れてみてください。 |
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