帯桜とは?
静岡県島田市の市役所駐車場東側に咲く、樹齢40年超の樹高7m 枝張12mのあたみ桜に似た変異種の早咲き桜で、品種は不明。咲き始めは淡白いが、徐々に濃く色づいていくのが特徴。
1978年に旧島田市の市制30周年を記念して、現在は取り壊され駐車場となっている旧島田市民会館の前庭に植樹されたのが始まりで、「帯桜」の名は、2007年に公募により命名されたもので、日本三奇祭のひとつである「島田大祭 帯まつり」にちなみ名付けられたもの。
また後世にこの品種を残すべく、新市誕生10周年記念植樹「おび桜の里づくり」として、2016年1月10日に 島田市中央公園 に枝分けされ植えられている他、2022年1月29日には、寿永の桜 周辺を桜の名所にすべく10本が植樹され、今後180本近く植えられる予定。
毎年2月下旬に開花し、花びらが閉じたり開いたりしながら風雨に耐えることもあり、3月中旬頃まで見頃が続く。
近くには1976年に建てられていた、『箱根八里ハ 馬デモコスガ 越スニコサレヌ 大井川』の太田全斎の書の集字による歌碑がある。
帯桜の見所
帯桜
旧島田市の市制30周年を記念して、1978年に植樹。樹齢40年超の樹高7m枝張12mの早咲き桜で、品種は不明。おび桜の里づくりとして、新市誕生10周年記念植樹により、2016年1月10日に島田市中央公園に枝分けされている。
あたみ桜に似た変異種
寒緋桜系の特徴を持つ、あたみ桜に似た変異種と考えられていて、5枚の花弁を持ち、花びらが閉じたり開いたりしながら風雨に耐える。咲き始めは淡白いが、やがて中心の紅色がどんどんと広がり濃く色づいていくのが特徴。
「島田大祭 帯まつり」にちなみ命名
現在は市役所の駐車場となっているが、元々ここに島田市民会館が建っていて、その前庭に咲く桜だった。2007年に公募により、日本三奇祭の1つである「島田大祭 帯まつり」にちなんだ「帯桜」と命名された。
大井川俚謡碑
帯桜のすぐそばに、1976年に建てられた、あの有名な『箱根八里ハ 馬デモコスガ 越スニコサレヌ 大井川』の集字による歌碑が建てられている。書は『俚言集覧』の著者とされる太田全斎のもの。
島田市にしか無い変異種の早咲き桜だよ!
寒緋桜系の特徴があり、あたみ桜に似た変異種と考えられているが、品種は不明!
花びらの色の変化に注目!
咲き始めは淡白かった花が、中心の紅色がどんどんと広がり濃く色づいていくのが特徴だよ!
花もちの良さも魅力の1つ!
花びらが閉じたり開いたりして、風雨に耐えながら咲き続けるよ!
帯桜 編