謎多き鈴木伊三郎が祀ったとされる神社だよ!
黄金崎公園 にある、元々鈴木伊三郎が祀った石の社が建っていたが荒廃。1981年に地元の人々が散在していた石を基に祠を復元し、その左に石碑を建てたもの。ちなみに鈴木伊三郎は、駐車場近くの展望台横に建つ「航海王 伊豆の伊三郎像」の人物で、幕末に日本初の西洋軍艦「旭日丸」に乗艦し活躍したと言われるが、事実関係が伴わないため謎が多い人物だ。
『願愛海岸物語』ゆかりの神社だよ!
黄金神社には『願愛海岸物語』『根合海岸恋物語』と言われる伝説がある。その昔、黄金崎に波美という皆に好かれる気立てのいい年頃の海女の娘がいた。ある日、海で村の漁師の清吉に一目惚れをし、恋するあまりふさぎがちとなった。娘の恋煩いを見かねた母親が、毎日海岸の小石を拾い、愛する人への思いをこめて神社へ願掛けするように勧め、毎日毎日お願いしていたある日、時化で清吉が波にのまれ行方知らずとなってしまった。それでも清吉の無事を信じ来る日も来る日も願掛けを続けていたある日、小石を拾おうと海岸へ行くと、砂浜に清吉が打ち上げられていた。波美は急ぎ抱きかかえ、冷えきった清吉の体を自らの体で温め懸命に介抱したかいがあり清吉は一命を取り止め、そんな波美の献身的な姿に心を打たれた清吉と波美はめでたく結ばれたという。そして2人を結び付けたこの砂浜はいつしか願愛海岸と呼ばれ出し、その後2人が大金持ちになったことから、神社も黄金神社と呼ばれ出したとか…。そんな伝説もあり、願愛海岸(根合海岸)の小石は、"願う愛の恋石" として、今も恋愛成就と金運のパワーストーンとなっているよ!
願掛けの時には、小石を忘れずにね!
黄金神社で願掛けをする際には、根合海岸で小石を拾ってからお供えしてお参りするように!
黄金崎は勝負運UPのパワースポットで、黄金神社には恋愛成就と金運UPの御利益があるよ!