駿河三十三観音霊場の第23番札所だよ!
清見寺の末寺となる臨済宗 妙心寺派の寺院で、駿河三十三観音霊場 の第23番札所だよ!
1352年の観応の擾乱の薩埵峠の戦いを前に、足利尊氏が戦勝祈願で清見寺の805年に最澄が一刀三礼のもと刻んだと言われる如意輪観音菩薩をお参りし、直義に勝利した後、1356年に戦没者の慰霊と武運長久・一族安泰を願いこの像を祀る堂宇を建立したのがその始まり。翌1357年に大喜法忻により「瑞雲庵」として開山、1383年に清見寺の東谷宗果が中興し「巖腰山 瑞雲寺」となったんだよ! 御本尊となった如意輪観音菩薩は秘仏で60年に一度の御開帳となり、次回は2068年とか…。
性海庵の湧水に注目!
性海和尚が庵を結んでいた清見寺の裏山から湧くことから命名された "東海道の天下の名水" と言われた湧水で、かつては東海道まで100mほど竹筧が引かれ、集落の飲み水や炊事・洗濯に利用された他、東海道を行き交う旅人や馬の喉を潤していたんだよ!
観音堂の天井絵を見逃すな!
江戸後期の土佐派の絵師 近藤如水こと藤原隆秀の手による、96枚の見事な天井絵があるよ!