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河津七滝ループ橋 Vol . 23 河津七滝ループ橋(河津町)
      - Kawazu -
河津七滝ループ橋 河津
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【河津七滝ループ橋 関連】
物語の世界―忠臣蔵・曽我兄弟・聖書 日本の桜
まるでCGのようなその眺め!
 
伊豆半島のど真ん中を突き抜ける、国道414号線を走っていると、突然大空に投げ出されたかと思うと、グルグルと回転しながら一気に下っていく・・・、まるで遊園地に来たかと思うような場所があります。
 
初めて通る方は、必ずと言っていいほど、山間の道からほうり出されるかのようなこの感覚に、驚きとともに楽しさを覚える場所となっているのが、河津町にある、『河津七滝ループ橋』(かわづななだる るーぷきょう)です。
 
河津七滝ループ橋 遠景このループ橋が出来る以前は、山肌を行ったり着たりのつづら折りの道となっていましたが、中伊豆と南伊豆を結ぶ幹線道路として、重要な役割を担っていたこの国道414号線において、交通の便を図る上でも、この区間の通行は障害となっていました。

つづら折りの道はまた同時に、急斜面ゆえの土砂崩れなどの危険性を含んでおり、スムーズな交通の実現と、災害に強い道造り、そして何より一気に下るこの高低差をどう処理するかということが、この区間の道路改修においての難題とされていました。
 
そんな中、1981年に誕生したのが、およそこの田舎の山奥には似つかわしくない近代的建造物である、この2重のループ橋でした。
 
橋脚の緑が鮮やかなこの「河津七滝ループ橋」は、全長1064m、高さ45m、直径80mという橋で、遠くから見るそれは、一昔前の特撮映像かはたまたCGか・・・というような感じで、「浄蓮の滝」や「旧天城トンネル」などとともに、国道414号線沿いの名所のひとつとなっています。
 
 
 
凄いぞ!このループ橋
 
ループ橋といえば、この「河津七滝ループ橋」以外にも、「潮岬」や「橋杭岩」で知られる和歌山県の「くしもと大橋」や、身近な例では、新宿駅の西口広場も、ループ橋と言えばループ橋となっており、全国各地にたくさん存在します。
 
河津七滝ループ橋そんな中で、なんと言っても全国的に有名なのが、「織田裕二」主演の映画 「踊る大捜査線」のサブタイトルにもなった、東京のお台場と芝浦の間に架かる「レインボーブリッジ」(東京港連絡橋)ではないでしょうか。
 
フジテレビがある、お台場側を背景にした写真ばかりが有名なため、「えっ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、芝浦埠頭側の上り口は、巨大なループ橋となっています。
 
河津七滝ループ橋上の道しかしながら、この「河津七滝ループ橋」の凄いところは、直径が80mと、レインボーブリッジなどに比べたらはるかに小さい円であるうえに、かなりの高低差を伴ってまるまる2回転するというところです。
 
ジムカーナなどでの定常円旋回とまではいかないまでも、走っていても踏ん張るほどの遠心力を感じる周回となっており、ずーっと体が傾いたままの走行を強いられるという、かなり刺激的なループ橋となっています。
 
しかも上空彼方の橋脚上を走るわけで、これだけのロケーションを2回転して一気に下っていくループ橋を、わたしは他に思い起こすことが出来ません。
 
単なる小回転半径でのループ橋ならば、都市型のパーキングや高速道路のICなどにもありますが、それでもここまで定常円で回り続けるループ橋は、なかなかないのではないでしょうか。
 
河津七滝ループ橋と河津桜河津七滝ループ橋と河津桜


















 
 
 
河津七滝ハイキング!
 
そんなとても珍しい建造物である「河津七滝ループ橋」のそばには、「初景滝」(しょけいだる)や「大滝」(おおだる)など7つの滝が楽しめる、「河津七滝ハイキングコース」があります。
 
河津七滝秋の「天城路もみじまつり」の時などには、紅葉を楽しむ多くの観光客で溢れかえるこのハイキングコースですが、約1時間の散策路の途中には、伊豆の踊り子の銅像などもあり、小説の世界を思い起こさせる場所もいくつかあります。
 
天城の自然を満喫できるコースとなっていますので、時間のある方は、「河津七滝ループ橋」を通る際に、ちょっと国道をそれ、「河津七滝」(かわづななだる)にも足を運んでみてください。
 
 
 
河津桜まつり!
 
そんな「河津七滝ループ橋」の真下には、町営の駐車場があり、その周辺に、桜の木が植えられています。
 
河津桜この桜は、「河津桜」と言って、ソメイヨシノなどに比べ、早ければ1月から咲きだすというほど開花時期が早く、また、色鮮やかなピンクの花が特徴的な桜となっています。
 
「河津七滝ループ橋」周辺は、そんな早い春を告げる「河津桜まつり」の会場にもなっており、2月になると、鮮やかなグリーンのループ橋の周辺には、負けず劣らずとこれまた鮮やかなピンクの河津桜が咲き乱れます。
 
「河津桜まつり」は、毎年2月10日〜3月10日に開催されるお祭りで、この「河津七滝ループ橋」から、河津川沿いに、河口の河津駅周辺まで、広範囲にわたって行われイベントで、毎年100万人〜150万人とも言われる観光客が、全国各地から訪れる、伊豆の一大イベントとなっています。
 
この時期のループ橋は、一年の内でも最も華やぐ時期ですので、他の季節に比べ、2倍も3倍も楽しめるのではないでしょうか。
 
 
 
樹齢200年の「姫桜」!
 
そして桜といえば、このループ橋下の駐車場横に、目に付く木の看板が立てられています。
 
姫桜 看板姫桜」と書かれた看板がそれなのですが、このループ橋のそばにある、1本の有名な「エドヒガンザクラ」の説明となっています。
 
「姫桜」と言われるこの桜の木は、高さが約20mあり、日本三大仇討ちの1つ「曽我兄弟のあだ討ち」で、「河津掛け」の考案者としても知られる「河津三郎」の息子兄弟に討たれることとなった「工藤祐経」(くどうすけつね)の祖母、「水草姫」(みくさひめ)の生まれ変わりと言われています。
 
河津七滝ループ橋 遠景樹齢200年以上と言われるこの国内最大級の桜の木は、残念ながら前述の「河津桜」とは、開花時期が異なるため、同時に楽しむことはできませんが、4月上旬には花を咲かせていますので、その時期にループ橋を通られる方は、ちょっと寄り道してみてください。
 
季節を変え様々な楽しみ方ができる伊豆の河津、そしてその河津の山奥にある、ちょっと驚きの建造物である「河津七滝ループ橋」。
 
なんとなく走っていて楽しくなってしまうそんなループ橋を通って、早い春が訪れる南伊豆の旅に、あなたも出かけてみませんか。
 
 
  
 
■ 河津七滝ループ橋 〜 星★聖 の ひとこと 〜
まだ未体験・・・!という方は、是非ともこの 「河津七滝ループ橋」を体感してみてください!
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