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ときわ大橋 Vol.24 ときわ大橋(松崎町)
「橋」部門
- Matsuzaki -
ときわ大橋 松崎
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『ときわ大橋』をご覧になるにあたって
散策すれば答えは見つかる・・・

瀬戸大橋」に「河津七滝ループ橋」(かわずななだるるーぷきょう)、「錦帯橋」(きんたいきょう)に「かずら橋」、「猿橋」に「鶴の舞橋」など、日本には様々な材による、様々なカタチをした橋がありますが、西伊豆の松崎の町にも、この土地ならでは・・・といった感じのひとつの特徴的な橋があります。

ときわ大橋特別長いわけでもなく、目立つ場所に架かっているわけでもなく、ごくごく普通に地元の方々の生活路として使用され、町の中に溶け込んでいる橋なのですが、松崎を知る人が見れば、なるほど松崎らしい・・・と思わず唸ってしまうようなその橋が、「伊豆の長八美術館」の建設指揮を執ったことでも知られる「石山修武」(いしやまおさむ)氏が手がけた『ときわ大橋』です。

この橋が特徴的なことは、おそらく10人中10人の方が、橋の姿をご覧になればすぐに理解できるかと思います。

しかしながら、どこが松崎らしい橋なのか?・・・となると、松崎について何も予備知識を持たずにこの地に連れてこられ、この「ときわ大橋」を見せられただけでは、おそらくわからないのではないでしょうか。

その松崎らしさの答えは、小一時間も町内を散策すれば、自ずと見えてきます。



なまこ壁が美しい町!

「ときわ大橋」は、松崎港へと流れ出る那賀川に架かる橋で、松崎町の役場近くに位置しています。

那賀川と、ときわ大橋橋のすぐそばには、「明治商家 中瀬邸」や、この「ときわ大橋」と同じく石山修武氏が手がけた「時計塔」があります。

また、この「ときわ大橋」の架かる那賀川周辺には、なまこ壁の家屋が多く見受けられ、どこか懐かしい感じのする場所となっています。

なまこ壁とは、耐火性が高く湿気にも強い、民家や土蔵などに多く見られる伝統工法で、壁面に並べられた瓦の継ぎ目に、漆喰をかまぼこ型に盛りあげ塗り固めて出来たものです。

名前の由来は、そのかまぼこ型の目地形状が、「海鼠」(ナマコ)ににているから・・・という説が一般的ですが、はっきりしたことはわかりません。

格子状の白と黒のコントラストが美しく、またその目地形状によって、いくつか呼び名があるのですが、なまこ壁についての詳しいことは、是非とも松崎の町を訪れた際に、実際に実物を見ながら学んで頂きたいかぎりです。



この町だから生まれた「和」テイスト!

そんな松崎の町の、なまこ壁が美しい周囲の景観に合う橋を・・・ということで、1985年に造られたのが、この「ときわ大橋」でした。

長さ30m程の橋の欄干には、なまこ壁をイメージした白黒のコントラストが美しい部分と、青空をイメージしたブルーの背景に、ピンクの桜の花が舞い、ツバメが飛ぶという、実に芸術的な漆喰画が描かれています。

ときわ大橋の漆喰画アーチ橋や吊橋など、橋の形状そのものが美しい橋や、欄干に彫刻が施されたり、銅像がのっていたり、また、広重の浮世絵や、昔の街道筋の写真などがはめ込まれていたり・・・そういった類の橋は、日本全国あちこちで見受けられますが、橋のカタチではなく、その仕上げにおいてこのような芸術性を生んでいる橋は、そうあるものではありません。

また、それが「」のテイストとなるとなおさらです。

「錦帯橋」や「猿橋」のような、木組みの職人技によるカタチによる「和」の芸術性や、瓦屋根をのせたりするカタチによる「和」の演出は、少なくなったとはいえ、まだまだ探せば見つかるものですが、壁面に漆喰画を描くという、仕上げによる全く違ったアプローチによる「和」の演出には、正直初めて見た時驚かされました。

木の匂いを全く感じさせないながら伝統的な「和」の匂いを漂よわせる、そのどの橋にも似ていない独特の存在感は、とても魅力的なものであり、また松崎の町を知ればなおさら惹きつけられるものがあります。

創建から時間が建っていることや、日常交通で利用される橋ということもあり、欠けたり汚れたりで、お世辞にもその外観は美しい状態ではありませんが、この特異な橋の魅力は、松崎の町に残るなまこ壁の家屋や、「入江長八」(いりえちょうはち)がたどり着いた「鏝絵」(こてえ)の世界を知るにつれ、相乗的に素晴らしいものに感じてきます。

この橋自体に描かれている漆喰画は、その技法も構図も、特段語られるようなものではないのでしょうが、そこには港町松崎が育んだ伝統の技が受け継がれており、伝統美が見事に凝縮されています。



セカチューで沸いた町!

そんな「ときわ大橋」周辺が、2004年の夏頃から、およそ伝統芸術などには縁の無いような若いカップルや学生たちで賑わうようになりました。

一枚の地図を片手に、「ここ!ここ!」と、ある風景を見つけては、写真をパチリ!とする光景があちこちで見受けられ、今までの松崎の観光ガイドとは全く違った場所に足を運んでは、喜ぶ姿があちこちで見られるようになりました。

ときわ大橋から見る時計塔何もない川沿いの道や、海に延びる堤防、田んぼの中の一本道に、ただの階段・・・と、バックグラウンドを知らない方からすれば、首をひねりたくなるような場所ばかりを示す一枚のマップが、松崎町役場が発行する、人気ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地マップでした。

「世界の中心で、愛をさけぶ」は、「片山恭一」氏の恋愛小説で、2004年に映画化されるやいなや、その主題歌であった「平井 堅」さんの「瞳をとじて」とともに大ヒットとなり、同年7月2日からTBS系列で、毎週金曜日にドラマ放送されだすと、こちらも全11話平均で15%を超える視聴率を記録し、毎回美しい風景を映し出す、ドラマのロケ地であった松崎の町が、注目されていくようになりました。

映画のロケ地であった、四国高松庵治地区も、同様にセカチューファンで賑わったようですが、ドラマの盛り上がりと共に、この松崎のロケ地も盛り上がりをみせ、ホームページやブログには、「わたしも行ってきました・・・」などの情報が溢れ、更なる盛り上がりをみせました。

ときわ大橋この「ときわ大橋」のすぐそばには、撮影用に電話ボックスが置かれていた「火の見やぐら」があり、学校帰りにたまり場となった「たこ焼きパパさん」や、主人公のサクのおじいちゃんの家だった「松本写真館」など、ドラマの重要なシーンで登場した場所が数多くあります。

通学シーンをはじめ、随所で那賀川沿いの道も登場していますし、ひとつの町の限られた範囲にロケ地が集中していることもあり、松崎の町は、今でもセカチューファンにはたまらない場所となっています。

過去にも松崎は、ドラマや映画、CMなど、数多くのロケ地として登場してきているのですが、ちょっとマニアックなところでは、「荻上直子」監督の「バーバー吉野」に、この「ときわ大橋」の風景が登場しています。

ロケ地巡りとして松崎の町を訪れるのも、それはそれとして楽しいものであり、わたしも機会がある度に、あちこち立ち寄っているひとりですが、是非とも松崎を訪れた際には、この地に残る漆喰芸術の世界を感じながら、伝統に裏打ちされたこの「ときわ大橋」の姿も、是非ご覧になってみてください。
- ときわ大橋 -
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■所在地 松崎町松崎
■問合せ 0558-42-0745(松崎町観光協会)
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松崎らしい、橋に描かれた芸術的な漆喰画に注目!
橋の欄干に書かれた「ときわ大橋」の文字やそのつくりにも注目!
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温泉マイスター 星★聖
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