月ヶ瀬梅林とは?
静岡県伊豆市の天城エリアにある、2月~3月の梅の開花時の梅林越しの天城連山の眺望が素晴らしい、白加賀や南紅・古城などの梅が植わる観光梅園。奈良県の月ヶ瀬梅林と区別して「伊豆月ヶ瀬梅林」とも言われる。
1969年に、62,000㎡にも及ぶ広大な山の斜面に、約1500本の梅の木を植栽し、梅の実を生産するための梅林として開園。
2002年に「伊豆一番の梅公園」をテーマに、作る梅林から見せる梅園へと舵を切り、観光拠点としての道路や駐車場などの整備を進める。
2009年には、農山村づくりで県知事賞・最優秀賞を受賞するとともに、梅園内には管理棟として「梅びとの丘」が、国道414号沿いには展示販売や体験加工などを担う地域活性化の拠点となる「梅びとの郷」がオープンし、梅シロップや梅干・梅ジャムなどの販売を開始。
2011年に、農業農村整備優良地区コンクールにて農林水産大臣賞を受賞すると、翌2012年には「ふじのくに美しく品格のある邑」にも選定され、観光目的で訪れる人が急増し、1993年よりひっそりと始まった「梅まつり」も、今では県内外から観光バスにより多くの見物客が訪れるまでとなった。
梅まつり期間中には「静岡県太鼓祭り」も開催される他、毎年6月には好みの梅を欲しいだけ採れる「梅狩り」が体験でき、9月頃には「お月見コンサート」も開催される。
月ヶ瀬梅林の見所
月ヶ瀬梅林梅まつり
毎年2月~3月にかけての梅まつり期間中に「静岡県太鼓祭り」が開催され、東部・伊豆エリアだけでなく県中部・西部の約20組の太鼓保存会が参加し、日頃の技を披露し競い合う。
紅梅・白梅
白加賀や南紅・古城などの紅梅・白梅が1500本以上植えられており、上から眺めたり、木の中に入って下から見上げたりしながら梅の花が観賞できる。手入れが行き届いており、花の付きも素晴らしい!
天城連山展望の丘
月ヶ瀬梅林でイチオシのビュースポットがここだ。もはや展望台に上らずとも、天城連山の素晴らしい眺望が楽しめるわけだが、最高峰の万三郎岳や万次郎岳、荒原の棚田やトイレの神様の明徳寺など、天城が一望できる。
見下ろす月ヶ瀬梅林の眺め
展望台から視線を落とすと、眼下に梅林が広がっており、これまた一興だ。園内は、頂の梅・白梅の里・梅のひな壇・シダレ梅の広場・梅の木坂など、いくつかのゾーンに分かれて楽しめるようになっている。
梅びとの丘
シダレ梅の広場近くにある公園管理棟。トイレや休憩所としての役割の他、イベント時にも利用される。帰り道には、国道沿いの「梅びとの郷」にも立ち寄ろう。梅干・梅ジャムも良いけど、おすすめは梅シロップだよ!
AKB48も梅狩り体験
毎年6月に、好きなだけ採ってよいという梅狩りが体験できる。2008年にはあのAKB48も訪れており、当時メンバーだった前田敦子さんや大島優子さんなどが、梅狩りを楽しんでいたよ!
梅林越しの天城連山の眺めを満喫しよう!
園内にある「天城連山展望の丘」の展望台からの眺めは最高だよ!
静岡県太鼓祭りに合わせて出かけよう!
梅まつり期間中に、県内の太鼓保存会などが集まり技を披露し合う太鼓祭りが開催されるよ!
AKB48も梅狩りを楽しんだよ!
2008年に写真集撮影で、当時メンバーだった前田敦子さんや大島優子さんなどが訪れてるよ!
月ヶ瀬梅林 編