美和桜とは?
静岡市葵区遠藤新田の、安倍川西岸堤防沿いに約700mに渡り続く、「美和桜並木」として親しまれている107本の桜。
美和桜は品種名ではなくこの辺りの地名で、1889年4月1日に誕生し1969年1月1日に静岡市に編入された旧美和村からきており、植えられているのは早咲き桜の代名詞ともなっている河津桜。
2005年4月1日に、静岡市が全国で14番目の政令指定都市になるのを記念して、その前月に「美和桜を育てる会」の人たちが、堤防沿いに河津桜を植樹したのがその始まり。
毎年2月中旬~3月中旬にかけ濃いピンクの花を咲かせ、2月下旬には近くの美和小学校のグラウンドと安倍川堤防沿いを会場として、「美和桜まつり」が開催されている。
美和桜の見所
記念植樹だった美和桜
2005年3月に美和桜を育てる会の人たちが、静岡市が政令指定都市になるのを前に、記念植樹をしたのがその始まりだ。10年目頃からマスコミ等で取り上げられ話題となり、今では静岡市を代表する早咲き桜の名所となった。
美和桜は河津桜
美和桜は品種ではなく地名であり、植えられているのは、今やすっかりメジャーとなった濃いピンクの花が美しい河津桜だ。焼津の「山の手さくら」もそうだし「かんなみの桜」もそうだが、最近は河津桜の桜並木が増えた。
美和桜並木
土手沿いに約700mに渡り107本の河津桜が植えられており、自由に散策しながら花見が楽しめる。見上げるだけでなく土手から見下ろすのも一興だ。奥に見える高架橋は新東名高速で、車窓からも濃いピンクの帯がわかるはずだ。
美和桜まつり
2009年より始まった美和桜まつり。毎年2月下旬に、美和小学校と安倍川堤防沿いにて開催される。始まった当初は若木だったこともあり知名度も低く、ただの地元の祭りだったが、今では大勢の見物客が訪れるまでとなった。
土手から見下ろす桜並木もまた一興!
美和桜並木を見下ろすだけなら建物からでも出来るが、歩きながら見下ろし花見を楽しめる所はそう無いよ!
美和桜は品種名ではなく地名だよ!
美和桜は旧美和村に由来するこの辺りの地名で、植えられているのは河津桜だよ!
「美和桜まつり」へ行こう!
例年2月下旬の日曜日に開催されるよ。美和桜並木の散策はいつでも自由にどうぞ!
美和桜 編