吉田町観光ガイド小山城

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Vol . 147

小山城

Yoshida Town

吉田町

小山城は、3つ星の星評価です

Koyama Castle

小山城

Presented By 星★聖

小山城(吉田町)

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小山城をご覧の皆様へ

小山城こやまじょうとは?

静岡県榛原郡吉田町の、富士山静岡空港がある湯日川沿いの丘陵地の先端に位置する、標高30mの連郭式平山城で、徳川vs武田の攻防が繰り広げられた所。"おやまじょう"ではなく、"こやまじょう"と読む。

現在は「能満寺山公園」として整備されていて、ふじのくにエンゼルパワースポットにも指定されている。

1568年に、武田方が今川氏真を討ち攻略した「山崎の砦」を、徳川家康配下の松平真乗が奪取するも程なくして武田方に奪われ、これをまた1570年に奪回。しかし1571年に、武田信玄が25,000の兵を率い侵攻してくると、松平真乗は城を捨て逃げ、武田方が再度奪回。

その後、武田四天王で築城の名手として名高い馬場信春が縄張を行い、上杉謙信のもとを離れ信玄についていた大熊朝秀が城主として城の整備を行い「小山城」とした。

信玄亡き後は、武田の衰退とともに防衛線を敷いていた諏訪原城が落ち、高天神城が下ると、1582年に城を捨て落城。家康が三河・遠江・駿河の3国を領有するに至り、国境争いも終焉となり廃城となった。

公園内には、1987年に展望台を兼ねて「二の曲輪」に犬山城を模して造られた、高さ21mで3層5階の模擬天守「展望台小山城」が建ち、縄張りの模型や武田氏ゆかりの品々の展示が行われている。

また信玄が好んだ「三日月堀」や「丸馬出」「虎口」が復元されており、悲話伝説が残る「三重堀」や「勘助井戸」「供養塔」「大手門」「吉田町郷土資料館」「藤棚」などがある。

芝生広場となっている「本曲輪」には、ソメイヨシノや枝垂れ桜が植わり、穴場的なお花見スポットとなっており、例年3月下旬~4月上旬に見頃を迎え、開花期間中には「お花見茶会」や、天守と桜のライトアップが行われる。

駐車場周辺には、吉田町のマスコットキャラクターで、吉田町のPR部長でもある「よし吉」グッズやお土産などを販売する「吉田町役場 小山城売店」があり、毎月第1日曜日に「小山城楽市」が開催される他、毎年11月には「小山城まつり」も行われる。

この時期がおすすめ!

1月  2月  3月 4月 5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月お祭り 12月 
名称 小山城コヤマジョウ
読み方 こやまじょう
郵便番号 〒421-0303
所在地 吉田町片岡2519-1
アクセス ①JR東海道線「藤枝駅」
⇒静鉄バス「片岡北」下車
②JR東海道線「島田駅」
⇒静鉄バス「片岡北」下車
お問合せ 0548-32-9286
参考HP 展望台小山城
参考HP 吉田町役場
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名物 うなぎ生しらす
お城 フジ エンゼルパワスポ

小山城の地図

星★聖のここがポイント!

穴場で風流なお花見スポットだよ!

お花見茶会がよく似合う、絵にかいたような見事な枝ぶりのお花見会場で、夜桜ライトアップも行われるよ!

貴重な三重堀と勘助井戸を見逃すな!

復元された三日月堀や丸馬出はもちろん、分かりにくいけど貴重な三重堀と勘助井戸を見逃さないように!

桜との共演が美しい模擬天守だよ!

犬山城を模した模擬天守ながら、とても絵になる天守で、特に桜との共演が美しい!

小山城 編

国内旅行業務管理者・温泉マイスター 星★聖(ほし たかし)の署名画像です 星★聖(ほし たかし)のイラストです

小山城の見所

小山城 案内図の写真

小山城 案内図

現在、小山城跡は熊満寺山公園として整備されており、大手門側ではなく、駐車場がある熊満寺の山門からのアプローチが一般的だ。能満寺の境内を抜ける形となるが、このお寺には1924年に国の天然記念物に指定された、日本三大蘇鉄の1つである「能満寺の大ソテツ」があるので、素通りせずに必ず立ち寄ろう!

小山城 駐車場の写真

小山城 駐車場

写真の看板は、城門風で趣のあった昔のもので、現在はただ「小山城」と書かれた味気ないものとなっている。広い駐車場の向こうに、展望台となっている小山城の模擬天守が見える。

小山城の男坂・女坂の写真

男坂・女坂

右手のつづら折りとなる坂道が女坂で、左手の虚空蔵尊の正面に突き当たる参道となっている直階段が男坂!?だ。ただ坂道ではなく石段だからか、案内板には女坂の表記しかない。登城路は、この先の腰曲輪を経て本曲輪へと続く。

小山城 天守の写真

小山城 天守

1987年に二の曲輪にRC造で造られた望楼型の3層5階の模擬天守。犬山城を模して造られたというだけあって、全体的な造りは似ているが、最上階だけは妻側が異なり90度ズレている。最上階の犬山城の意匠が特徴的なこともあり、そこまで似せては…というのもあったのだろうか、掛川城などと似た感じでオーソドックスにまとめられている。もし天守が実在した城で、現存天守ではなくとも復元天守となっていたならば、平日でも多くの人が足を運んだであろう美しさだ。

小山城の虎口の堀の写真

虎口

現在、復元堀には赤い木橋が架けられているが、実際にはその下に見える土橋だった。いざという時に、木橋のように落として本曲輪を守ることはできないが、狭くなっているので敵の侵入を防ぐには有効だ。

小山城の虎口と本曲輪の写真

虎口の先に本曲輪

渡りやすいように設けられた赤い橋の先には、芝生広場となっている本曲輪が広がっている。桜が咲く時期の芝生広場は最高で、30本にも満たないソメイヨシノの本数ながら、穴場的な桜の名所となっている。

お花見会場と化す芝生広場の写真

お花見会場と化す芝生広場

お花見会場と化す、花の宴の為にあるような枝ぶりを見せるソメイヨシノが、約30本植わる桜の園といった感じの芝生広場。本当に毛氈や野点傘が映えて美しく、「お花見茶会」がよく似合う場所だ。

展望台小山城の写真

展望台小山城

実際にはこのような天守は無かったと思われるが、1987年に犬山城を模して造られた、高さ21mで3層5階の模擬天守だ。縄張りの模型や鎧などの展示が行われている他、展望台というだけあって、眺めは良い!

小山城の三日月堀と馬出の写真

三日月堀と馬出

一目瞭然の三日月堀は、武田信玄が好んだ丸馬出の外側を防御するために築かれたものだ。馬出は、人馬の出入りを敵に悟られないようにするとともに、虎口を防御する機能を持つもので、信玄は角馬出よりも丸馬出を好んだ。

小山城の三重堀の写真

三重堀

草木が茂り分かりにくいが、左から幅7m・9m・10mと三重に築かれた三重堀だ。丘陵地の先端というその立地と、かつては大井川が北面を流れていたとされることから敵の侵入路は限られており、西方の備えは非常に強固だ。

小山城の勘助井戸の写真

勘助井戸

三重堀の外側に、山本勘助ゆかりの勘助井戸がある。この辺りは、武田方の婦女子が落城時に、大井川を越すには足手まといになると自ら身を投げたとされる所で、化身となった赤い唇のヒルが住むとの伝説が残る。

小山城の大手門の写真

大手門

模擬大手門。実際にはどのようなものだったか?だが、当たらずと雖も遠からず…ではないか。史学的には×でも、子供に説明するには目に見えてこういうものがあった方が、イメージしやすく興味も持ちやすいので良いかと…