曽我八幡宮とは?
静岡県富士宮市上井出の、「曽我兄弟の霊地」近くに建つ、富士市や富士宮市にいくつかある曽我八幡宮のひとつ。1197年に、曾我兄弟の孝心に感心した源頼朝が、畠山重忠を遣わし渡辺主水に命じ、御祭神の応神天皇とともに、曾我祐成(そがすけなり)と曾我時致(そがときむね)の2人の英霊を祀らせたのが始まり。祭壇には、頼朝の命を受け文覚が刻んだとされる応神天皇の騎馬像と、それを挟み丹波法眼作と伝わる曾我兄弟の像と、虎御前の像が安置されている。
この時期がおすすめ!
1月 | 2月 | 3月 | 4月桜 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
名 称曽我八幡宮
ふりがなそがはちまんぐう
ローマ字Soga Hachimangu Shrine
地 区富士宮市(Fujinomiya City)
住 所富士宮市上井出1804
お問合せ0544-27-5240(富士宮市観光協会)
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曽我八幡宮の評価


1曾我兄弟の仇討ちについて学んでおこう!
事前に登場人物やその因果関係を理解しておかないと、単なる神社で終わっちゃうよ!
2お参りは正面からね!
鳥居前に脇から入ってきた人は、一度正面参道を戻り、手水舎に寄りお参りしよう!
3曾我兄弟のお墓参りも一緒にしよう!
神社の東250mに「曽我兄弟の霊地」があるので、一緒にお参りしよう!
曽我八幡宮 編


曽我八幡宮の地図
曽我八幡宮の見所

御祭神と相殿
御祭神は・・・と、文字にするとあまり驚きが無いことだが、よくよく考えてみると、現在で言えば、仇討ちという事情は考慮されるものの、殺人の主犯と幇助行為を行った従犯者を、天皇陛下とともに祀らせているわけだから、中世の武士道における仇討ちというものの位置づけがよくわかる。

初代虎女がここに?
応神天皇と曾我兄弟と供に祀られている虎御前(とらごぜん)は、虎女と言われた鎌倉時代初期の遊女で、曾我十郎祐成の妾だったとされる人物。曾我兄弟の仇討ちにおいて、工藤祐経の寝所を教えるのに一役買ったとされる。それにしても現在阪神タイガースファンの虎女が増殖中だが、初代虎女はこの人物か?

ピンク色の拝殿
冷静に眺めていると、ピンク色の社殿か・・・と。でもなぜか見慣れている感じがしたので、考えるにそうそう「御穂神社」もそうだったような・・・と。でも勘違いだった。御穂神社のそれは、手前につく階段の色で、社殿そのものはピンクでは無かった。となると珍しいのでは・・・

アプローチとしては、多くの方が鳥居前を行くこの東西に走る道から訪れることだろう。この写真の手前側に「曽我兄弟の霊地」がある。

神社の正式な参道としては、南北に走るこの道が正しい道かと。脇から来た方は、一度正面に戻り手水舎に寄ってからお参りしよう!