林香寺とは？

静岡県静岡市清水区由比にある、鎌倉時代に、宋より帰化した九英禅師により開かれた臨済宗妙心寺派の寺院。山号の「西湖山」は、境内から望む駿河湾の美しさが、中国の西湖を彷彿させることから付いたとされる。本堂裏のクスノキの樹肌に、仏師 中丸奥堂が彫った聖観音菩薩像は、「林香寺の立木観音」として有名。1609年、鷹狩りの際に立ち寄った家康公に、当時の住職 天倫和尚が、冷水に山椒を浮かべ献じたところ、その香りをたいそう喜んだことから、以後1870年まで駿府と江戸への山椒の実の献上が行われ、寺も庇護のもと大いに栄えた。

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名　　称林香寺

ふりがなりんこうじ

ローマ字Rinko-ji Temple

地　　区由比／静岡市（Yui／Shizuoka City）

住　　所静岡市清水区由比東山寺38

お問合せ054-375-2422

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