富士宮市観光ガイド大石寺

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Vol . 58

大石寺

Fujinomiya

富士宮

大石寺は、5つ星の星評価です

Taiseki-ji Temple

大石寺

Presented By 星★聖

大石寺(富士宮)

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大石寺をご覧の皆様へ

大石寺たいせきじとは?

静岡県富士宮市の霊峰富士を仰ぎ見る地に建つ、山号を「多宝富士大日蓮華山たほうふじだいにちれんげさん」と称し、「奉安堂」に本門戒壇之大御本尊ほんもんかいだんのだいごほんぞんを安置する日蓮正宗にちれんしょうしゅうの総本山。

北山本門寺西山本門寺下条妙蓮寺などとともに「富士五山」「興門八本山」と言われる富士門流(日興門流)の有力本山で、鎌倉時代の1290年に、富士山麓の大石ヶ原に移り住んだ日蓮の六老僧の一人である日興により開創されたお寺で、寺号はこれに由来する。開基は南条時光。

創建時より次々に塔中が建ち並びだし、現在の様な伽藍が形成されたのは、江戸時代中期とされている。

明治時代になると、政府の意向により1872年から日蓮宗に包括され、1874年からは日蓮宗勝劣派、1876年からは日蓮宗興門派、1899年には本門宗となっていたが、1900年に晴れて日蓮宗富士派として分立し、1912年6月7日に日蓮正宗となり現在に至る。

明治期に、詩人で随筆家だった大町桂月が『大石寺を見ずして寺を語ることなかれ』と評した境内は、墓苑だけでも109,652㎡(33,170坪)と、東西南北1km以上に及ぶ広大な寺領を誇っており、戦後の農地解放で一時期多くの寺領を失ったものの、現在はそれ以上に寺領を広げ、戦前を遥かに超える広さとなっている。

広大な境内には、静岡県内では非常に珍しい国の重要文化財に指定されている「五重塔」や、静岡県の有形文化財に指定されている「三門」「御影堂」をはじめ、東大寺の大仏殿を凌ぐ大きさの「奉安堂」や、1112畳の大広間がある「客殿」、数千人規模の収容力を持つ5つの大型坊舎などスケールの大きな伽藍が見られ、これらと仰ぎ見る富士山、そして「表塔中」「東裏塔中」「西裏塔中」と呼ばれる20を超える塔中坊が織り成す景観が魅力となっている。

さらには静岡県内屈指のお花見スポットとして知られ、枝垂れ桜やソメイヨシノなど約7000本の桜が境内のあちこちに植えられており、例年3月下旬~4月中旬にかけて一斉に花を咲かせ、さらに魅力的な景観を作り出している。

大石寺の見所

大石寺の案内図

大石寺 案内図

寺領については、約70万㎡(約21万坪)で東京ドーム約15個分とよく言われるが、1990年代に農地解放分を取り戻すどころか戦前の4倍にまで寺領が広がっていたという記述もあり、現在の寺領はわからない。だが大石寺を訪れれば、次元の異なるその広さに圧倒されるわけで、もはやそんなことはどうでもよくなる。すべてにおいてスケールが違う訳で、おそらく大町桂月が『大石寺を見ずして寺を語ることなかれ』と言ったのも、この種の驚きからではないか…

大石寺の総門となる黒門

黒門(総門)

全国的には違うが静岡県に限って言えば、西山本門寺しかり、伊豆実成寺またしかりで、黒門を見ると日蓮宗系というイメージがある。境内入口なのだが国道からアクセスすると、わざわざ見に行くといった感じとなる。

大石寺 広布の広場

広布の広場

黒門を抜けると左右に坊が並ぶ広布の広場がある。とにかくスケール感が違う訳で、寺領という意味でも試しにGoogleマップで見てもらえばわかると思うが、東大寺境内がすっぽり入る広さを誇る。遠くに見えるのが三門だ。

大石寺三門と富士山の写真

三門と富士山

1717年8月22日に建立された、間口約24m、高さ約22mの県の有形文化財に指定されている楼門だ。ここからがいよいよ本番という感じで、多くの人が三門前で足を止め記念撮影をするのだが、それと同じ位時間をかけて撮影するのが、ここから望む富士山だ。大石寺はそのスケールからサイズ感が麻痺しがちな訳で、三門も富士山も大きいため、人が写っていないとなかなか富士山の大きさが伝わらない。大きいもの通し妙にマッチして、普通に見えてしまうのが困りものだ。

大石寺から望む富士山の写真

富士山

桜越しに望む富士山。東名の富士ICや新富士駅に降り立ち、富士山の大きさに感動した人たちも、さらに一段階アップとなった富士山に感動することだろう。手前に比較対象が無くても大きく感じるのだから、ただただデカいわけだ。

大石寺の参道

表塔中が建ち並ぶ参道

三門から御影堂へと一直線に続いている参道。両側に表塔中と呼ばれる、そのほとんどが鎌倉時代創建の12の坊が建ち並んでおり、それぞれ特徴的な佇まいを見せる。まるで京都の塔頭を散策しているかのようだ。

静岡県内屈指の桜の名所となっている大石寺の写真

静岡県内屈指の桜の名所

春になると参道脇の枝垂れ桜やソメイヨシノが咲き誇り、桜トンネルのようになる。静岡県内屈指の桜の名所で、特に石垣や石燈籠と桜のコラボが美しい。だが大石寺で桜が美しいのは、ここだけではない。伐採により減ったとはいえ、境内には7000本もの桜が花を咲かせており、至る所に美しい光景が待ち構えている。初めて来た頃は知らずに見逃していた光景に、花見に訪れるたびに気づかされ、今では半日は優に過ごせる場所となっている。

大石寺の石橋が架かる参道脇の水路の写真

石橋が架かる参道脇の水路

塔中と石畳の参道との間には、清らかな水の音が心地よい水路が走っており、それぞれ石橋が架けられ、門前には石燈籠が建っている。何とも絵になる光景で、桜が咲いていなくとも、思わず立ち尽くしてしまう光景だ。

寂日坊の枝垂れ桜

寂日坊の枝垂れ桜

塔中前に咲く枝垂れ桜の美しさは格別だ。坊の門や石垣・石燈籠などとのコラボが絶妙だ。特におすすめなのが、1290年の大石寺の創建時からある、塔中の首坊となっているこの寂日坊だ。毎回ここで足が止まる。

蓮東坊とサクラの写真

蓮東坊

寂日坊の向かいに建つ1294年に創建された蓮東坊。凛とした佇まいを見せる。その隣の本境坊も門前が絵になるお寺でおすすめで…とキリが無く、つまり全部の坊をのぞきながらゆっくり見て行って欲しい。

大石寺 二天門

二天門(中門)

江戸時代の1638年に創建された朱門で、現在の門は1959年に再建されたもの。総本山と書かれた3つの提灯が印象的で、その奥に御影堂が見える。ただ二天門だが、今の門の左右に仁王はいない。

大石寺 鼓楼と鐘楼

鼓楼と鐘楼

二天門を抜けると、正面の御影堂が迫ってくるわけだが、その手前の石段の左右に、1990年4月に再建された鼓楼と鐘楼がある。梵鐘は1953年に鋳造されたもので、12時に時を知らせてくれる。

大石寺 御影堂

御影堂

西本願寺などは「ごえいどう」、善通寺では「みえどう」など宗派により呼び方が変わるが、大石寺では唐招提寺などと同じで「みえいどう」と呼ぶ。現在の建物は1632年に再建されたもので、県の有形文化財に指定されている。

大石寺 奉安堂

奉安堂

元々代々木体育館の様な独創的な正本堂が建っていたが、創価学会騒動があり解体。基礎はそのままに2002年に創建。写真では全く伝わらないが、高さ55mと東大寺の大仏様はおろか大仏殿までのみ込む位の大きさだ。

大石寺 客殿

客殿

不開門の奥に建つ、1998年に建替られた高さ36mで約50m四方の和風建築で、1112畳の大広間がある。高さは及ばないが東大寺の大仏殿とほぼ同じ、平城宮跡の大極殿なら縦に2つ、善光寺の本堂なら横に2つ並んだ位の大きさだ。

大石寺の六万塔と富士山の写真

六万塔と富士山

高さ6m程の六角形の2つの塔で、左が1994年建立の新六万塔で、右が1704年建立の旧六万塔となる。写真には無いがそのすぐ左手に、神四郎・弥五郎・弥六郎の3兄弟の熱原三烈士墓碑がある。

大石寺 五重塔

五重塔

1749年に建立され、1966年6月に国の重要文化財に指定された高さ34.3mの五重塔。静岡県内では非常に珍しく、なかなか見られないので貴重だ。南向きの堂宇が建ち並ぶ境内にあって、西を向いているのも特徴だ。

潤井川に架かる御塔橋の写真

御塔橋

1969年に潤井川に架けられた御塔橋。橋を渡った先に五重塔が建つ。なかなかこの辺りまで足を伸ばす人は少ないが、潤井川沿いの桜も美しく、さらに奥の宝物殿、かつての富士美術館前の桜並木も美しい。

大石寺 十二角堂

十二角堂(位牌堂)

樹木に囲まれた中に建つ、歴代先師の位牌が安置されている、1960年に再建されたお堂。ぱっと見、法隆寺の夢殿や愛染堂などと同じ六角堂かと思ったが、よくよく近づいて見たら12角形だった。

大石寺 法祥園

法祥園

初めて花見に訪れた時には、ひたすら参道を進み、その存在を知らずに帰ってしまったが、今では一番好きな場所となっている。1990年に大石寺開山700年を記念して、蓮葉庵前に造園された広さ約1600坪の庭園。水面に富士山や桜が映る明鏡池の向こうの潤井川沿いには、石之坊や本種坊・東之坊・雪山坊などの東裏塔中が並んでいる。石之坊の本堂である常唱堂には、大石寺が建立されるまでの間、日興上人が石上で説法をしたと伝わる説法石がある。

大石寺 蓮蔵坊

蓮蔵坊

1290年創建だが現在の建物は1981年の再建で、江戸時代には学頭寮だったという。火灯窓が印象的で、大石寺境内にあっては、ちょっと柔らかいイメージのお堂だ。手前に多宝蔵、右手の奥に1990年に再建された蓮葉庵が建つ。

大石寺 多宝蔵

多宝蔵

1990年4月に建立された、ミニミニ正倉院といった感じで、校倉造の外観もさることながら役目も同じで、大石寺所蔵の貴重な古文書などが収蔵されているという。収蔵されていた…という過去の建築物かと思ったら違った。

大石寺の東裏塔中の写真

東裏塔中

境内案内図で数字が振られた坊は5つだが、それ以外に石之坊と雪山坊の2つの坊と、富士見庵と蓮葉庵の2つの庵が建ち並ぶ東裏塔中。表塔中とは異なりのんびりとした時の流れで、こちらは京都の古刹の裏通りといった感じか…。

大石寺の宝物殿前の桜並木の写真

宝物殿前の桜並木

創価学会騒動により閉館し現在は宝物殿となっている、かつての富士美術館前にある桜並木。ここに来ると、ギリシャ宮殿の様な柱が建つ入口と、吹き抜けでゆったりした日本美術中心の展示が印象的だった昔の美術館を思い出す。

星★聖のここがポイント!

特筆ものの、静岡県内屈指の桜の名所だよ!

桜のトンネルも富士山と桜のコラボも素晴らしく、枝垂れ桜が特に美しい。ただし見頃となる4月上旬の6日~7日は、毎年大法要で参詣できないので注意!

スケール感が全く異なる、異次元の伽藍をご覧あれ!

写真では全く伝わらないスケール感が魅力のお寺で、東大寺境内がすっぽり入る広さの寺領に、東大寺の大仏さまはおろか大仏殿まで入る感じの奉安堂と桁違いだよ!

とにかく間近にそびえる富士山が美しい!

三門から、奉安堂から、法祥園の明鏡池越しに…と、とにかく富士山が近くて大きくて美しい!

大石寺 編

国内旅行業務管理者・温泉マイスター 星★聖(ほし たかし)の署名画像です 星★聖(ほし たかし)のイラストです

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名称 大石寺
読み方 たいせきじ
山号 多宝富士大日蓮華山
宗派 日蓮正宗
郵便番号 〒418-0116
所在地 富士宮市上条2057
アクセス JR身延線「富士宮駅」
⇒富士急静岡バス「大石寺入口」下車
お問合せ 0544-58-0810
参考HP 富士宮市観光協会
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大石寺の地図