さくらの里の見どころ

大室山をバックに咲く桜たち！

眼前にドーンと大室山がそびえる約40,000㎡の広大な敷地に、その大室山の雄姿をバックに 約40種類 1500本 の桜が花を咲かせる、静岡県のお花見スポット の1つだ！

私が初めてここを訪れたのは大学時代だったのだが、その頃の私は桜＝ソメイヨシノと桜の種類なんて気にもしていなかったので、ここにこんなにたくさんの種類の桜が植わっていたのかどうか、残念ながら全く覚えていない。

本当にうまくできているもので、人間の興味というものは年齢とともにその対象が変わって行くわけで、こんな私でもこの歳になって違いが分かる男に慣れているようだ。

さくら名所100選

青空のもと見上げて観賞する桜はどれも美しい。よくよく考えてみると、普段は何気に桜並木を歩いてその雰囲気を楽しんでいることが多く、こうしてネームプレートで桜の品種を確認しながら、立ち止まって一本一本、一輪一輪、花を愛でながら観賞するのは、ここが始めてかもしれない。

そんな桜の観賞スタイルが楽しめるのが、この「さくらの里」で、1990年3月3日に財団法人日本さくらの会により「さくら名所100選」に選定されている。

伊東高原桜まつりへ行こう！

例年3月中旬～4月上旬にかけて「伊東高原桜まつり」が開催される。メインは伊豆高原駅から続く約3kmに及ぶ桜トンネルだが、この「さくらの里」も会場の一つとなっていて、多くの花見客で賑わう。

イベントが行われたり夜間ライトアップなども行われ、初めて訪れるならやはりこの時期がおすすめなのだが、桜まつりが有ろうが無かろうが、晴れた日に桜の木の下でお弁当を広げながらのんびり過ごせれば、ただそれだけで大満足だ！

約40種類 1500本！

9月の十月桜に始まり、だいたい5月の中旬くらいまで、寒桜や河津桜、伊東桜や八重紅枝垂、染井吉野に御車返し、思川桜や楊貴妃・松月・御衣黄・兼六園菊桜…と、訪れる時期によって咲いている桜も異なるわけだが、園内を散策していれば大概複数の品種の桜に出逢える。

約40種類 1500本 と紹介してきたが、実はこれは静岡県や伊東市のHPがそう表記されているからで、下記写真の現地にある看板の「さくら花ごよみ」には42種類 1000本となっている。

ちなみに「さくらの里」にある他の看板では、35種 3000本というものもあり、またさくらの里の案内パンフレットの紹介文には40種 3000本とあり、その内訳表には全41種となっている。

桜も新たに植樹されたり枯れたりするわけで、また看板や印刷物も作成された時期もバラバラなので数字はいろいろだが、現地を訪れて桜の花を愛でるのに細かいことは関係ない訳で、ただ目の前にいろんな品種の桜が咲いてくれていればそれでよい！

大室山スコリアラフト

「さくらの里」を散策していると、少し変わった巨岩があることに気付く。これは大室山が噴火した際に、軽石状の火山噴出物である スコリア を大量に噴出し、それを包み込みながら溶岩流が流れたことにより溶岩平野であるこの辺りに見られる スコリアラフト というもので、2010年5月26日に 伊東市の天然記念物 に指定されているものだ。

約40種 1500本の桜が咲く「さくら名所100選」だよ！

9月～5月にかけて、大室山の麓に約40品種もの桜が次々と花を咲かせる 静岡県のお花見スポット の1つで、1990年に日本さくらの会により「さくら名所100選」に指定されているよ！

「伊東高原桜まつり」に行こう！

例年3月中旬～4月上旬にかけて開催される「伊東高原桜まつり」の会場の一つとなっていて、祭り期間中にはライトアップも行われるよ！

大室山スコリアラフトにも注目！

オムライスのように溶岩流がスコリアを包み込んで誕生したもので、伊東市の天然記念物だよ！

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