満願寺とは？

静岡県藤枝市の国道1号線沿いに建つ、山号を「村岡山」と称する廃寺となった天台宗寺院。「駿河三十三観音霊場」の第6番札所で、御詠歌は「皆人の 心の雲は 晴るるなり 村岡山の 慈悲の光りに」。御本尊の聖観音菩薩像は、元々1333年の新田義貞による鎌倉攻めの兵火で海へ流失した鎌倉の「杉本寺」（藤沢市の村岡郷の杉山寺とも）のもので、巡り巡って「浜当目海岸」の岩の上で毎夜輝いていたのを、郡司の一色左右衛門が堂宇を建立し安置した。1395年には、太政大臣となっていた足利義満が仏供田を寄付している。その後、代々田中城主の祈願寺として庇護され、荒廃した明治以降は地元民により守られてきた。

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名　　称満願寺

ふりがなまんがんじ

ローマ字Mangan-ji Temple

地　　区藤枝市（Fujieda City）

住　　所藤枝市郡726-1

お問合せ054-645-2500（藤枝市観光協会）

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寺院・仏像・お堂

駿河三十三観音霊場