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藤枝市観光ガイド 『蓮華寺池公園』 | ![]() |
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蓮華寺池公園(藤枝市) | ![]() |
★『蓮華寺池公園』をご覧になるにあたって | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() 休日には多くの家族連れで賑わい、平日も早朝のランニングから日中のお散歩、仕事途中の休憩場所として、市民の憩いの場となっているのが、藤枝市にあるここ『蓮華寺池公園』です。 もともとは、江戸時代初期の1613年に、現在地名としても残っている「若王子」(にゃこうじ)や「五十海」(いかるみ)などの農民が、灌漑用の溜め池として掘ったのが始まりとされており、田んぼや生活など、農民にとって貴重な水資源となっていたようです。 そんな「蓮華寺池公園」の畔の桜の木の下には、水の神である「弁財天」が祀られています。 それ以来、この「弁財天」は、今も同じく池の畔に建っており、この蓮華寺池を見守っているのですが、毎年4月5日には、そんな「弁財天」に日頃の感謝をこめ、「蓮華寺池弁天祭」が催されます。 今ではすっかり姿を変え、憩いの場としてこの「蓮華寺池公園」は市民に親しまれていますが、今も昔も地元の方々の生活の一部として愛され続けていることには変わりはなく、「弁財天」もまた同じく、蓮華寺池を見守り続けています。 ちなみにもう一つ、この「弁財天」からすぐの場所に、庶民に人気の「蓮華寺稲荷大明神」があります。 こちらもご利益がありますので、いっしょにお参りしてみてください。 ![]() 総面積288,000㎡、およそ東京ドーム6個分にも及ぶこの「蓮華寺池公園」内には、様々な施設やたくさんの草花が咲いているのですが、なんといっても有名なのが、藤枝市の花でもある「藤の花」が咲く「藤棚」です。 「蓮華寺池公園」の周囲には、約1000台分もの駐車場が用意されているのですが、それでもGWなど、この藤の花の季節となると、駐車場待ちがでるほどの賑わいを見せます。 この時期開催される「藤まつり」には、毎年多くの観光客が訪れ、よくあるお寺の藤棚とは趣の異なる、水と緑あふれる開放的な空間に咲く藤の花に、あちこちで感嘆の声が聞かれます。 ちなみに同じ頃、同じ藤枝市内の「白藤の滝」では、その名の通り白藤が咲き、毎年5月に「白藤まつり」が開催されます。 お祭り自体は一日で終わってしまうのですが、白藤自体はしばらく楽しめますので、車で30分もあれば行ける距離ですので、是非趣の異なる2つの藤の花を見比べに、「白藤の滝」にも行ってみてください。 ![]() そんな「蓮華寺池公園」ですが、あまりにも藤棚が有名なために、その他の花の存在が薄れてしまいがちですが、この「蓮華寺池公園」のあちこちで、実に色とりどりの季節の花が楽しめます。 秋には「彼岸花」や「キンモクセイ」が咲き、冬になれば「サザンカ」や「椿」、そして「梅」が咲く頃になると、また春がやってくる・・・という感じで、一年を通じて四季の花が楽しめます。 池の畔の外周路沿いには、あちこち花壇も見られ、とにかく色とりどりのお花に囲まれ、季節によって全く異なる1.5kmの散策が楽しめます。 都会では年々季節感が薄れ、なかなか日本の四季を感じることが少なくなりましたが、そんな日本の四季を感じに、この「蓮華寺池公園」を訪れてみてください。 ![]() 四季を感じる「蓮華寺池公園」ですが、蓮の花が咲き終わり、本格的な夏がやってくると、毎年恒例の花火大会が、この公園にて開催されます。 水面が静まりかえった日には、きれいに花火が映りこみ、幻想的な雰囲気となるのですが、風が無いと上空は煙だらけとなってしまうため、上空だけは山側へと風が吹いてくれれば最高です。 昔と異なり、すっかりこの「蓮華寺池公園」周辺は、住宅団地として分譲が進み、民家も近いため、主催する側もいろいろ大変なようですが、花火師さんたちも、この「蓮華寺池公園」の山の地形に苦労しているとのことです。 何箇所かに分かれて打ち上げられるのですが、平坦部が限られていることや年々変わりつつある仕掛け花火の設置など、打ち上げ場所に多少難があることから、毎年試行錯誤の繰り返しだとお聞きします。 尺玉やスターマインなど、全国的に見れば特別目新しい花火が上がるわけではありませんが、約5000発が夏の夜空に大輪を咲かせるこの「藤枝花火大会」は、「蓮華寺池公園」のもうひとつの顔となっています。 ![]() 四季の草花に花火大会と、楽しみがいっぱいの「蓮華寺池公園」ですが、子供たちの中で一番人気となっているのは、ちょっと違ったもののようです。 この「ジャンボすべりだい」、以前はすべて流行の「ローラースライダー」で、コロコロ回転する底面を滑って行くものとなってたのですが、2010年に一部新しくなりました。 老朽化もあったのですが、見ていると、子供たちはなんのその・・・という感じでしたが、それでも直接お尻で滑るには少々痛い感じもしていましたので、そこらへんもあって新型となったようです。 そんな生まれ変わった「ジャンボすべりだい」は、なんとも表現しにくいのですが、とにかく滑る素材となり、並行してあった以前の30mの赤が黄に、50mの青が赤となり、その上にあった黄色はそのままローラースライダーとして残されています。 町中の公園にある滑り台とは異なり、そこそこ長い時間滑っていられますので、子供のみならず、一度挑戦してみてください。 ただしメインは子供ですので、混雑時などは、節度のある行動をお願いします。 ![]() そんな「ジャンボすべりだい」の、黄色の滑り口から続く高台には、「芝生広場」があり、「天と地と人」と題したモニュメントがあります。 人と自然と文化の調和を語りかけるもので、古代人の声を時を越え時代を越え語り伝えていくことをテーマに造られたものとなっています。 そんな「天と地と人」のモニュメントのある芝生広場からは、遠く「富士山」も眺められ、眼下には「蓮華寺池公園」をはじめ藤枝市内が一望でき、実に気分の良い場所となっています。 大抵の方が、この「蓮華寺池公園」を訪れても、みなさん池の外周路を一周するだけで、この山に登ろうとはしないのですが、「ジャンボすべりだい」がしたい子供につられて、渋々山に登ってみてビックリ!している親御さんたちも多いようです。 そういうわたしも、この山に登ったのは、何回目どころか何十回目かに訪れた時だったのですが、やはり子供につられて登ったのがキッカケで、それ以来、知人を連れてこの「蓮華寺池公園」に行く時は、必ず山に登るルートを歩くようにしています。 「古墳広場」や「富士見平展望台」方面へも抜けられますし、「滝の広場」のところで外周路に戻ることもできますので、是非とも「ジャンボすべりだい」脇から、山に登ってみてください。 登らなきゃもったいないですよ! ![]() この他この「蓮華寺池公園」には、イベント時に賑わう幅15mのステージのある「屋外音楽堂」や「アスレチック広場」、「日本庭園」に「レストハウス」、前述の「古墳広場」や「富士見平展望台」、そして「藤枝市郷土博物館」「藤枝市文学館」などがあります。 また駐車場のそばにある、ひと際赤レンガが目立つ建物内には、「藤枝市郷土博物館」と「藤枝市文学館」があり、藤枝市の歴史について学べたり、郷土ゆかりの文学作品などに触れることができます。 なかなか地元の方でも、自分たちの町がどのような変遷を経て現在に至っているのかを知る方は少ないわけですが、「藤枝市郷土博物館」では、原始時代から現代まで、ぐるっと一周する間に、この藤枝の歴史がわかるようなつくりになっており、とてもわかりやすいですので、興味のある方は覘いてみてください。 水上からの眺めは、また外周を巡るのとは違った楽しみがありますので、カップルで溢れかえっているような公園ではありませんので、ご年配の方でも、久しくボートに乗っていないという方でも、是非挑戦してみてください。 特に何回も訪れている方ならば、水上からの視点の違いによる景色の変わりように驚かれるとともに、見慣れた景色がとても新鮮に感じられるのではないでしょうか。 外周路や山が桜色に染まる花見の季節は、特におすすめですよ! |
- 蓮華寺池公園 -![]() 『旅シュラン』とは?
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蓮華寺池公園(藤枝市) | ![]() |
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