平和公園

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Vol . 277

御殿場

Shizuoka

静岡県

4つ星評価

平和公園

Presented By 星★聖

平和公園(御殿場)

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平和公園へいわこうえんとは?

静岡県御殿場市の、箱根方面へと向かう県道401号御殿場箱根線沿いにある、1964年7月に御殿場市出身でスーパー三徳の創業者である堀内定良が、約1億円の私財を投じ世界平和を願い開設した公園。

長らく「平和公園」として親しまれてきたが、最近では紛らわしいこともあり「富士仏舎利塔平和公園」「御殿場平和公園」「仏舎利塔公園」などと呼ばれたりもする。

園内は日蓮宗系の「日本山妙法寺 富士道場」の境内でもあり、1964年7月25日に建立されたシンボルとなる白亜の「仏舎利塔」をはじめ「霊光之塔」や「平和之鐘」、真っ赤な「仁王門」に「観音堂」、「題目碑」に池泉回遊式の「日本庭園」などがある。

また富士山の絶景スポットであるとともに静岡県のお花見スポットでもあり、例年4月になるとソメイヨシノや枝垂れ桜など約1000本の桜が花を咲かせ、富士山と桜の共演が楽しめる。

近隣には「秩父宮記念公園」や「東山旧岸邸」「東山湖」などがある。

星★聖の名勝・史跡探訪記

平和公園の見どころ

富士仏舎利塔? 日本山妙法寺? 平和公園!?

平和公園の山門

東名高速の御殿場ICから、箱根方面へと県道401号の御殿場箱根線を上っていくと、右手に「富士佛舎利塔」と「日本山妙法寺」の表札を掲げる、この真っ白な山門!?がある。

お寺の入口と考えれば山門で正しいと思うわけだが、門を潜ると駐車場となっていて、上の写真は駐車場側から見た山門となる。

通りから見て門の左手には「平和公園前」のバス停が、その奥には「御殿場平和公園」の石碑が建てられており、さらに公園内には御殿場市観光12選の「平和公園」の看板も建てられていて、一体ここは何!?という感じになる。

富士仏舎利塔平和公園の案内図

長い間バス停の名称にもなっているように、この場所はただの「平和公園」と呼ばれていたが、仏舎利塔の印象が強いことや、全国に平和公園の名称が溢れていて紛らわしいということもあってか、最近になって御殿場市をはじめ「富士仏舎利塔平和公園」と表記するところが増えた。

また一方で、ここがお寺の境内であることから「日本山妙法寺境内」としたり、園内の案内図のように「富士仏舎利塔境内」とするなど、いろんな呼び方や表記があって、正直名称が混乱している。

おまけに2020年現在、Yahoo!地図は「平和公園」だが、Googleマップは御殿場ではなく「富士平和公園」となっていて、どこからきたのか全く異なる名称となっている。

Googleマップは個人で名称の届出や修正が提案できるため、採用されるとこういうことになるわけだが、みんなで作る地図は、多くの人に指示される一方で、常に情報の新しさと信憑性という二面性の問題を抱えている。

早期にこの場所の名称が落ち着くことを願いたい限りだが、個人的には「御殿場の平和公園」とか「御殿場にある平和公園」という形で呼んでいる。


駐車場ですでに感動!

平和公園から望む富士山

車を駐めてすぐに、周囲の桜の美しさと前方にそびえる富士山の絶景に心を奪われる。すでに感動状態で、気分も一段と高揚し、やはりこの公園はこの時期だなぁ~と改めて思う。

桜が咲かない時期は寂しい限りで、なによりガスってしまう夏場は、富士山が見えない日が多いだけでなく、雪の無い富士山は富士山ではない…と思ってしまうほど印象が薄いため、やはり訪れるなら4月のお花見シーズンが一番だと思う。

御殿場平和公園の桜

平日なら駐車場の回転率も早いため、問題なく駐められると思うが、園内は観光バスが次々と訪れ、海外からの観光客で溢れかえっているので、広い園内と言えども平日でもそれなりに混み合うので覚悟しておこう。


富士山と桜の共演

富士山と桜の共演

富士山の絶景スポットであると同時に、静岡県のお花見スポットでもある平和公園は、例年4月になるとソメイヨシノが咲き、枝垂れ桜八重桜など約1000本もの桜が次々と見頃を迎える。

駐車場から富士山を背後に「世界平和を祈る丘」の坂を上っていき、パッと振り向くと、富士山と桜が見事にコラボしたこの絶景を拝める。

お楽しみは後で…という人は、先程の案内図でもわかるように、坂の途中で右手の仁王門を潜り、富士道場の本堂から観音堂を巡って丘に上って行くというルートもある。もちろん振り向かない!?という手もあるが…。


白亜の「富士仏舎利塔」

富士仏舎利塔

丘の上に建つこの「富士仏舎利塔」は、1964年5月27日に逝去したインドのジャワハルラール・ネルー首相より贈られたお釈迦様の分骨となる仏舎利を納めた塔で、同年7月25日に建立された。

中央には金色に輝く、1962年6月作とみられる「合掌佛」が安置されているのだが、如来像のようで、仏舎利塔なので釈迦如来かな?と思ったが、完全なる合掌仏はあまり目にしないので定かではない。

…というか、そもそも日蓮宗系のお寺に如来像などの仏像が安置されていること自体珍しいことなので、よくわからない。

御殿場の仏舎利塔

一方箱根の山をバックに青空を突き刺す真っ白な塔建築は、時を経ても色あせない美しさを放っており、一瞬日本ではないような気分にさせてくれる。

特に桜の咲く季節は色彩が豊かになるので、この塔の白さが基準となって周囲の色合いをさらに引き立て、より景観を美しくさせてくれる。


アジアの狛犬が勢揃い!?

富士仏舎利塔の狛犬

仏舎利塔の前には、遠目だと一瞬マーライオンか…と思わせる狛犬がある。近づけば下半身が魚ではないので、マーライオンではないとすぐにわかる。

奥にもインドの狛犬が控えているのだが、仏舎利塔に向かう手前の参道には、沖縄のシーサーをはじめ、韓国・香港・タイ・インドの狛犬がズラリと並んでいる。

アジアの狛犬と霊光之塔

この他にも、ミャンマーや中国の狛犬や獅子なども見られるので、富士道場の本堂や平和之鐘など園内を周る際には注意してみて欲しい。

また仏舎利塔の周辺には、戦争の過ちを繰り返さないことを誓い建てられた「霊光之塔」や、日蓮宗の宗祖の「日蓮上人像」、日本山妙法寺の開祖の「日達上人像」、この富士仏舎利塔を開山した「日貞上人像」などがある。


「平和之鐘」は撞けないけど…

御殿場平和公園の平和之鐘

仏舎利塔と向かい合うように建てられているのが「平和之鐘」で、その先には霊峰富士が頭をのぞかせている。

平和之鐘は撞くことはできないが、大きな釣鐘には金文字で『南無妙法蓮華経』と『祈世界人類平和』の文字が刻まれている。

これとは別に仏舎利塔の参道脇にも「祈りの鐘」という鐘もあり、心を落ち着かせ精神統一をはかるべく撞くことも可能だが、一番賑わっている場所だけに、なかなか鐘の音に心を研ぎ澄ますことはできない感じだ。


国際色豊かな「富士山見晴台」

御殿場平和公園の富士山見晴台

平和公園で一番の人だかりを見せるのが、平和之鐘から続くこの「富士山見晴台」周辺だ。

観光バスの駐車場が近いこともあるが、とにかくアジア各国を中心に国際色豊かで、色んな言葉で「ハイチーズ!」とシャッターを切る人たちで溢れかえっている。

わたしは写真を撮る際には、極力人を映さないようにしているのだが、お花見シーズンの日中に、この場所でフレームに人を入りこませないようにするのは至難の業なわけで、上の写真は30分くらいこの場所に居て一番映り込みが少ないショットだ。

その間辺りの様子を伺っていると、「Say cheese!」「3・2・1・Smile!」「ヌーン・ソーン・サーム!」「イー・アール・サン・茄子!」「ハナ・トゥル・セ!」「CuiCui」と、とにかくバラエティーに富んだ掛け声が聞こえてくる。

自分はというと、外国人に写真を頼まれた時には「Say cheese!」しか言えないので、どこの国の人でもこれで通しているわけだが、大概これでOK!なわけで、こういう時に改めて英語の必要性とともに共通言語としての英語の偉大さを感じる。


こんな所に「仁王門」

平和公園の仁王門

前述の通り、駐車場から丘に上る坂の途中の右手に、『金剛力士門』の扁額を掲げる真っ赤な「仁王門」が建っている。

仏舎利塔目当てで初めてこの平和公園を訪れた際には、ここが妙法寺というお寺の境内であるということを知らなかったので、突然現れたこの門の存在に、とても違和感を感じたのを覚えている。

御殿場平和公園の仁王像

同じように思った方も少なからずいるかと思うが、左右にはその名の通り仁王さまこと阿吽の「金剛力士像」が安置されていて、こちらに睨みを利かせているのだが、新しさもあってかそれほど怖い形相には感じられず、威圧感はあまりない。

通り抜ける人たちを見ていると、注目されているのは、どちらかというと仁王像よりも門入口の柱の下に置かれている、仁王が履く下駄かな!?と言った感じだ。


日本山妙法寺 富士道場

日本山妙法寺 富士道場

仁王門の先には、綺麗に手入れが行き届いた池泉回遊式の「日本庭園」が広がっていて、その奥に『日本山妙法寺』の扁額を掲げる「日本山妙法寺 富士道場」の本堂が建っている。

日本山妙法寺は、1885年に熊本の阿蘇で生を受け、1985年1月9日に熱海道場にて101歳で往生した日達上人こと藤井日達により、1918年10月22日に満州にて開創された日蓮宗系のお寺で、日本には1924年4月に、富士郡元吉原村(現:富士市田子の浦)に初めて建立された。

その後各地に仏舎利塔や道場が次々と建てられていくわけだが、ここ御殿場の富士道場は、1964年に富士仏舎利塔を開山した日貞上人により「日本山妙法寺 富士道場」として開かれた。

日本庭園前からでは、お堂の影となってあまりよく見えないが、背後には富士山がそびえていて、日本庭園を上るようにして丘に上がると、富士の裾野と重なり合うようにお堂の屋根が広がっており、美しい光景を作り上げている。

ダブルで末広がりとなっているわけで、とてもありがたい光景だ。


蘇生の題目『南無妙法蓮華経』

平和公園の題目碑と富士山

日本庭園を上って行くと、桜や梅の花が咲く中に、『南無妙法蓮華経』の日蓮宗系らしい「題目碑」が見えてくる。

写真は題目碑の裏側となるが、両面ともに『南無妙法蓮華経』の文字が金色で刻まれており、表には日蓮・日達の名も刻まれ、裏には昭和三十八年文月の文字が読めるので、題目碑自体は1963年7月に制作されたことがわかる。

お花見シーズンのこの時期には鯉のぼりも掲揚されており、富士山をバックに揚々と泳ぐ姿が印象的だ。

末広がりの富士山に鯉のぼり、桜や梅の花にこの天気…と、ここに立っているとまさに平和で幸せな瞬間を感じられるわけで、この公園の名に納得…と言った感じだ。


撫で観音がある「観音堂」

平和公園の観音堂

題目碑の近くには、金色に輝く観音像が印象的な「観音堂」がある。壁には『妙法蓮華経』が刻まれていて、観音像の下には『十句観音経』も刻まれている。

その傍らには壺を片手にのせた、繊細かつ何とも言えない表情を浮かべた「なでかんのん」も建っている。気になるところがある人は、是非ナデナデしてみよう!

…と言った感じで、園内というか境内というか、曖昧な感じのままぐるりと平和公園を一周できるわけだが、堀内定良が開設した当初の公園に比べると、日本山妙法寺富士道場としての宗教色が強くなっているのか、日本国内では積極的に紹介できない立場の方も多いようだ。

とは言え、平和公園は広く一般に開放された公園であり、そこらの公園を訪れるのと何ら変わらず敷居も低く…というか無いと言ってよい感じで、訪れてみればお寺の境内を巡っているという気はあまり感じられないだろう。

宗教的な面を採り上げれば、足を踏み入ることが出来ない方も出てくるのだろうが、難しいことは抜きにして、純粋にこの富士山と桜が織り成す絶景を楽しんでほしい…と切に願う。

星★聖の平和公園の3つのポイント!

異国情緒漂う高台の富士仏舎利塔に注目!

インドの故ジャワハルラール・ネルー首相から贈られたお釈迦様の分骨を納めた仏舎利塔だよ!

富士山と桜の共演を楽しもう!

眼前にそびえる霊峰富士と桜の絶景が見物だよ。ライトアップも行われ夜桜見物も楽しめるよ!

アジアの狛犬たちに注目!

世界平和を願う公園内にある、アジア各国の狛犬たちを見逃さずにね!

平和公園をご覧の皆様へ

平和公園の見どころ

温泉マイスター 星★聖(ほし たかし)の署名画像 星★聖(ほし たかし)

平和公園のおすすめ時期

1月  2月  3月  4月お花見 5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月 

平和公園の基本情報

名称 平和公園 (富士仏舎利塔平和公園)
読み方 へいわこうえん
郵便番号 〒412-0026
所在地 御殿場市 東田中3422
駐車場 あり
お問合せ 0550-82-0350
するナビ 御殿場の観光スポット
アクセス ①JR御殿場線「御殿場駅」
⇒箱根登山バス「平和公園前」下車
②箱根登山鉄道「強羅駅」
⇒箱根登山バス「平和公園前」下車

平和公園のTips

平和公園のTips
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平和公園のカテゴリー

寺院・お堂 タワー・塔 公園・広場 富士山の絶景 桜の名所 御殿場市

平和公園の地図