東雲寺とは?
静岡県静岡市葵区の北部、2012年に『ふじのくに美しく品格のある邑』に登録され、世界農業遺産の『静岡水わさびの伝統栽培』の認定地域となっている 有東木 地区にある、山号を「佛谷山」と称する曹洞宗寺院で、山葵の里らしく境内に わさび田 がある珍しいお寺。
御本尊として境内にあるお堂に、静岡市指定有形文化財となっている平安時代の作とされる一木造の大日如来坐像を安置する。
また 静岡梅花観音霊場 の第20番札所となっていて、御詠歌は『遥々と 登りて拝む 東雲寺 仏の誓い 深き谷山』。
例年8月14日~15日に境内にて、国の重要無形民俗文化財にして、ユネスコ無形文化遺産にも登録された「有東木の盆踊」が開催される他、小正月と8月16日のお盆に、「ナーブツ ナーブツ ナンマイダー ナンマイダー」と唱えながら、大数珠を輪になって時計回りに右から左へと手回しして行く念仏講の『百万遍』が行われる。

東雲寺 の 広告

東雲寺 の 見どころ

佛谷山 東雲寺
頭上に金字で『佛谷山』の山号が、柱には『梅花観音霊場』の扁額が掲げられている。梅花観音霊場は全国各地にあるが、静岡梅花観音霊場は平成時代の1993年に霊場会が発足した、静岡市を中心に駿河国にある108ヵ所の梅花観音菩薩を巡る曹洞宗寺院の霊場巡礼だ。

六地蔵
東雲寺は有東木の集落の中心に位置するが、普段は静けさが漂う何とも言えぬ雰囲気だ。ひっそりとした境内だが、階段脇の六地蔵が出迎えてくれる。風化により見分けにくくなってきたが、六道思想に基づきそれぞれ異なる表情をしており、人々を救ってくれるありがたいお地蔵様だ。

大日如来坐像
平安時代の900年代の作とされる像高74.5cmの一木造の大日如来坐像。2008年3月26日に静岡市指定有形文化財となっているが、年月とともに仏像の価値が高まり、市⇒県⇒国へと文化財指定が高まっていくと簡単にはご尊顔に拝せなくなるので、今のうちに拝んでおこう! この他に、子安観音像もあるよ!

有東木の盆踊の舞台
例年8月14日~15日に、東雲寺の境内を舞台に「有東木の盆踊」が開催される。1999年12月21日に国の重要無形民俗文化財に指定されると、2022年11月30日になんとユネスコ無形文化遺産に登録された伝統民族芸能だ! この静岡の山里の盆踊りが、まさか国際的保護対象になるとは…。また小正月とお盆に念仏講の「百万遍」も行われるよ!

「有東木の盆踊」を観に行こう!
例年8/14~15日に境内にて、ユネスコ無形文化遺産にも登録された 有東木の盆踊 が開催されるよ!

静岡梅花観音霊場の第20番札所だよ!
静岡の曹洞宗寺院の梅花観音菩薩を巡る108ヵ所ある霊場の1つだよ!

大日如来坐像を拝むのを忘れずに!
正面のお堂ではないので注意! 像高74.5cmの平安時代の作とされる一木造の仏様だよ!
東雲寺 の 魅力


東雲寺 周辺の 温泉地‼





東雲寺 の おすすめ時期
1月 | 2月念仏講「百万遍」 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月有東木の盆踊 念仏講「百万遍」 六地蔵さん |
9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
東雲寺 の 基本情報
名称 | 東雲寺 |
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読み方 | とううんじ |
英訳 | Toun-ji Temple |
山号 | 佛谷山 |
宗派 | 曹洞宗 |
郵便番号 | 〒421-2303 |
所在地 | 静岡市葵区有東木776 |
駐車場 | なし |
お問合せ | 054-298-2068 |
するナビ | 有東木の観光スポット |
参考HP | 有東木の盆踊 |
アクセス | 現在地 からの ルート と 所要時間‼ |
登録・指定 | |
選定・表彰 | ふじのくに美しく品格のある邑 静岡梅花観音霊場 など |