そらんだん(空の段)とは?
静岡県静岡市葵区の北部、標高600mの「ふじのくに美しく品格のある邑」に登録されている有東木地区に広がる茶畑の高台にある、集落全体が見渡せる見晴らしの良い展望スポット。「そらんだん」は「空の段」がなまったもの。眼下に広がる段々畑の茶畑の光景や、山肌を色とりどりに染める木々の紅葉など、日本の原風景とも言える景色が広がっており、四季を通じて様々なカタチでその眺めが楽しめる。
この時期がおすすめ!
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月新緑 | 6月新緑 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月紅葉 | 12月 |
名 称そらんだん(空の段)
ふりがなそらんだん
ローマ字Soranda
地 区有東木/静岡市(Utogi/Shizuoka City)
住 所静岡市葵区有東木
お問合せ054-251-5880(するが企画観光局)
するナビ静岡市の観光スポット
そらんだんのPR
そらんだんの評価


1クルマじゃなくて歩いて登ろう!
茶畑の間を行く細い坂道がまた楽しく、登り切って振り返る瞬間が最高だよ!
2これぞ「ふじのくに美しく品格のある邑」!
中心市街地と同じ静岡市とは思えない、日本人の琴線に触れる原風景がここにある!
3四季を変え訪れてみよう!
新緑の季節や紅葉時など訪れる時期を変え、日本の四季の移ろいを感じてみよう!
そらんだん 編


そらんだんの地図
そらんだんの見所

空の段 ⇒ そらんだん
有東木には「うつろぎ」「たかんば」そしてこの「そらんだん」と、どこかホッコリする温かみのある響きの場所が多い。「空の段」がただ訛って「そらんだん」になっただけじゃないか・・・と思うかも知れないが、これがその場に行くと、その響きと眼前に広がる景色がピッタリとマッチし、理屈じゃない言葉の力を感じる。

民家のカーポート脇の、一瞬「エッ!本当にコレ!?」と思う場所から、「そらんだん」へと続く道は延びている。知らなければ進めない道だ!

上から眺めると、登り口が見えないほど、まるでマンガやアニメの世界のように、ふっくらと丸みを帯びた茶畑の間を登ってくる一本道だ!

茶畑の間を、半分埋もれるように進むこの坂道が、有東木の原風景に魔法をかける。どんな魔法なのかは、歩いて登ってみればわかる。

クルマで登り切ってしまえば、そこはただの場所だ。道路の途中であり、特別な展望施設があるわけではない。だからあの坂道が必要なのだ!

楽しては得られないものがココにある
左手が「うつろぎ」や「山葵栽培発祥の地」「有東木分校跡」などがある集落から茶畑の間を抜け延びる魔法の坂道。右手にあるのが、クルマで楽して登ってこれる普通の道だ。この違いが実に大きい!全国各地を巡る旅の中で、これが感じられる人は、きっと何倍もの幸せを得、心にゆとりを感じてきた人だろう・・・。