有東木分校跡地とは?
静岡県静岡市葵区有東木の 東雲寺 から そらんだん へと向かう途中の標高585mにある、昭和時代の1970年4月に惜しまれつつ廃校となった「静岡市立 大河内小学校 有東木分校」の跡地。有東木で "広場" と言えばココを指す。
明治時代の1890年4月に設立された「大河内村・梅ケ島村組合立 大河内尋常小学校 分教場」をそのルーツとし、昭和時代の1949年4月に渡分校が独立して大河内北小学校と改称されたのに伴い、北小の分校となる。
1968年4月に南北統合で北小が廃校となったため「安倍郡大河内村立 大河内小学校 有東木分校」と改称するも、9か月後の1969年1月に大河内村が静岡市に編入され「静岡市立 大河内小学校 有東木分校」に。さらに1年3ヶ月後の1970年4月に本校に統合され廃校となる。
現在は地域の避難地となっている他、2020年1月28日に梅ケ島地域雨量観測所に替わり 有東木地域雨量観測所 が設置されている。

有東木分校跡地 の 広告

有東木分校跡地 の 見どころ

『有東木分校跡地』の石碑と分校入口
『有東木分校跡地』と刻まれた石碑が建つ。右上の写真の真っ直ぐな坂道を上ると校庭に出る。また右側の坂を上ると右下の写真の場所を経てこちらも校庭へと行ける。建物が建つこの場所に、かつて先生が住み込んで教鞭をとっていたらしい。どこか懐かしい光景を残しつつ、現在は地域の避難地となっている他、有東木地域雨量観測所が新設されている。

有東木分校跡地に残る校庭の遊具
かつて校庭の北側に建てられていた校舎はもう姿を消しているが、西側のブランコや雲梯などは残されている。
自分の小学生時代を思い起こすに、45人学級で1学年5クラス。生徒数がオーバーして1年と4年の時に次々と分離独立して友達も転校していった時代。海も山も無く空も低く、光化学スモッグ注意報が発令される度に校庭から退避していただけに、この分校の自然豊かな学校生活はどんな毎日だったのかなぁ~と、あまりの境遇の違いに、まるで映画の世界のような想像しかできない自分がいる。それでもこの光景を前に郷愁感に浸れるのは、やっぱり日本人なんだなぁ~と。

素通りせずに校庭へと続く坂を上ってみよう!
山葵栽培発祥の地や東雲寺からそだんだんへと向かう際に、立ち寄ってね!

校庭に立って360度ぐるっと見渡してみよう!
有東木の山々に温かく包み込まれ育まれているような、不思議な感覚が味わえるよ!

11月の紅葉シーズンがおすすめ!
郷愁感に浸るには、やはり紅葉シーズンが一番だね!
有東木分校跡地 の 魅力


有東木分校跡地 周辺の 温泉地‼





有東木分校跡地 の おすすめ時期
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月紅葉 | 12月 |
有東木分校跡地 の 基本情報
名称 | 有東木分校跡地 |
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読み方 | うとうぎぶんこうあとち |
英訳 | Site of Utogi Branch School |
郵便番号 | 〒421-2303 |
所在地 | 静岡市葵区有東木 |
駐車場 | あり |
お問合せ | 054-253-1170(静岡市観光案内所) |
するナビ | 有東木の観光スポット |
アクセス | 現在地 からの ルート と 所要時間‼ |
登録・指定 | |
選定・表彰 | ふじのくに美しく品格のある邑 など |